北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

20-21 関西CX#8くろんど池C1

加藤(15)です。前回昇格した楽音君、帰省中の山本さんを含めkucc関連?がC1のうちの6人(勝手に川村さんもカウントしました)を占めるという一大勢力にいつの間にかなっていますね。

第8戦となったくろんど池は初めて走るコースで、さらに前日試走もせず昼の会場入りとなりましたが、大きなミスなく走ることができ、これまでで一番の戦果を得ることができました。

 

リザルト

4位/31人出走(12%)+0:45

ラップタイム(ラップタイム順位)

st. loop +2周 13:17(6), 6:38(11), 6:33(6), 6:36(6), 6:30(5), 6:33(4), 6:28(3)

 


機材

フレーム Ridley X-trail carbon

ホイール XTR TL

タイヤ F: IRC Serac CX TL 1.85bar

R: IRC Serac CX TL 1.90bar

 

コンディション

ドライ 晴れ 暖かい

 

準備

くろんど池は駅から登りも含めて遠く、朝走る人もいなかったので朝レンタカーを借りて昼試走に間に合わせることになった。

レンタカーにリアラックを架設し、†VOXY†に5台5人+代輪s+荷物を押し込み出発。

行きの運転は大林で、大林のミスで高速の分岐を間違えたり駐車場で駐車できないなど大学生感あるミスを一通りこなしつつ会場入りした。

昼試走を終えC2招集が控える最中、えりかちゃんがにこにこしながら現れた。道に迷いながら、実家から生駒山を経由(?)して20km程度ランして来たようだ。汗一つかいてないし、普通に化け物だなと思った。

f:id:Kitayamasugi-Racing:20201228155001j:image帰りは運転した

 

レース展開

今シーズン皆勤でコツコツ貯めてきたAJOCCポイントはレースを1つ落としたくらいではビクともしないくらい積み上がったようで、ゼッケンナンバーは6だった。ただ、くろんど池はスタートグリッドが5列だったので久しぶりの2列目スタート。場所を選べたが、試走の時にどこが良いのか考えていなかったので、スタートに定評のありそうな村田さんの後ろに陣取った。

スターターは先輩のヒサさん。すぐに道が細くなりスタートでミスれば渋滞に巻き込まれることは必定なのでホールショットを取りにいく1列目の気持ちでスタンバイ。

僕は反射神経には並々ならぬ自信があり、今回もスタートは成功した。成功しすぎて直後川村さんより前に出てしまったが、自分のちょうど良さそうなポジション(6番手くらい?)で第一カーブを迎えた。

序盤は慎重に大渕選手と2人パックで走った。中盤、井上耕治選手を呑み込み、終盤、先頭から垂れてきた大谷玄真選手をも呑み込んで最後まで誰が(このパックの中で)勝つかわからない展開だった。

階段で抜いて対岸側の砂利ストレートなんかで抜き返されるという展開を何度も繰り返すうちに、最終周回の勝負所は階段一択だなと直感。

最終周回、階段まではなんとか食らいつき、抜き去りそのまま逃げ切りゴール。結局、(井上選手大渕選手大谷選手を)6,7回くらい階段で抜くこととなった。笑

階段の他に、パナレーサーポイントの段差もアドバンテージになったと思う。昼試走のとき、見ていたおじさんに良いラインを教えてもらい、何回も練習したところ、たぶん全周回スムーズに乗ることができた。C2のレースを見ていると8割くらいの人が詰まっていたので、それなりに差がついたところだと思う。おじさんありがとうございました。

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中盤、大渕選手、井上選手と

(photo by けーなかさん)

 

振り返り

前回さすがに反省して、チェーンを交換したところ、一度もチェーンが落ちなかった。チェーン落ちしないとタイムも落ちないし集中も切れない。最高

序盤はあまり早くなくどんどんタイムが早くなっているのは、試走が足りないから序盤はコースに適応しきれてないことを示しているのかもしれない。

序盤は慎重に丁寧に走れば後半、コースにも適応して力も余ってきてペースを上げ、さらにそれが精神的にポジティブな影響を与えてさらに踏めるという正のスパイラルを発見した。

上位3人はまだまだ遠いと感じた。

 

次は年明けの希望が丘に参戦します。

走って応援に来てくれたえりかちゃん、二条まで輪行してレンタカー借りに来てくれた大林、駐車を指南してくれたおじさん、関西CX運営の皆様、ありがとうございました。

今、荒天が予想される北アルプスに向かって輪行しています。雪に閉ざされた世界で自己分析&研鑽を極めるつもりなので次会うときは刮目して見てください。

良いお年を。

関西シクロクロス 第8戦 くろんど池 C2

こんばんは.岡野です.

年内最後のレースでいい形で締めくくろうとした第8戦くろんど池.出走人数も少ないしと思いシングルリザルトを狙いに行ったが,2周目の階段で足がダメになりDNF.

リザルト

DNF 2周+少し

手元のラップタイム 7:20, 7:25, (2:25)

機材

フレーム;Focus Mares 9.8

前輪;IRC Serac CX 1.7bar

後輪;IRC Serac CX 1.7bar

試走

朝試走はせず,部内で誰も午前には出走しないのをいいことに,昼試走前に自動車で悠々と会場入り.軽めに車酔いして気分は最悪だし,笛木さんはスルーを忘れて空気も最悪.C3で一緒だった人たちにいつも応援してくもらっているのにこちらは応援に行かないという人体錬成ばりの禁忌をおかしてるしダメダメ.ごめんなさい.

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免許取って運転したい.

昼試走ではさらっと2周したのち,panaracerポイントを乗れるようになるまでなんども練習した.かっきんさんが丁寧に教えてくれてなんとか乗れるように.林間には張り出した根っこや埋まった木があって覚えておかないと損する箇所があることを確認して切り上げた.

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ハンガー修正とFD調整を試走直前にするのはさすがに準備不足...

レースレポート

DNSがいたおかげでスタートは3列目の左から2番目のグリッド.二つ前に戸上さん,二つ後ろに勢戸監督.

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C2に上がってから確実にスタートがうまくなってる.(Photo by けーなかさん)

スタートは勢戸監督に褒めてもらえるくらいうまくいったが,コースが絞られるところでビビって少し番手を落としてしまった.みんなは怖くないんかな.戸上さんが引く6,7人のパックの最後尾に勢戸監督と一緒に続いて少し感動してた.

メイン会場裏手の山セクションに入ると戸上さんが大分近くなって落ち着きかけたが,マイアミの反省を生かし前を追う.階段前の登りで勢戸監督を追い抜いた時は,「これが若さや!」などと思っていた.

林間セクションの動きは決してよくはなく,登りで前に近づき,下りで離される.王滝でのKUCCみたいな.しかもピット前でCJの達海くんが声をかけて抜きに来たところを減速して前に行かせたら勢戸監督にも抜かれた.どうせ達海くんのが速いんだから,スペースを空けるだけでよかった.

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けーなかさんが決定的瞬間をとらえてた


2周目のストレートで勢戸監督を抜いたような気がするが,足が痛すぎてよく覚えてない.2連続の階段のセクションで前がつまって足をついて後ろに大迷惑をかけてしまった.裏手の長い階段前の登りもうまくこなせず,階段でついに足が死亡.歩けない.

その後も粘りはするが,足の痛みでちゃんと走れない.ホームストレートで踏んでみるが右足裏の痛みが増すだけでDNFを決意.シングルトラックが続いて抜かしてもらうのに苦労しつつ,マーシャルの元へたどり着きDNFする旨を伝えてレース終了.4人後ろくらいが大林さんで感動した.意外と差なかった.

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粘る岡野と見つめる笛木さん (Photo by けーなかさん)

反省

足の怪我で1週間トレーニングとしては自転車に乗ってないので,脚とか心肺がないのは当然だった.試走では大丈夫そうだったが,レースの強度には耐えられなかったか...

反省すべきはコーナリングの下手さ.加藤さんも僕の自転車に乗った感想として曲がりにくいと言っていたが,村田さんは同じ自転車でC1で勝ってるし,たくさん練習して慣れていくしかないのか.

次点でスタート後の動き.スタートダッシュはよくとも,その後減速するタイミングで抜かれる.C2ライダーは自転車に乗るのは上手なので,臆せずもっと攻めて行きたい.

よかったのは登りで甘えずもりもり踏んだことと,ストレートでも出し切れたこと.これはひとえにFD調整を万全にしてアウターに滑らかに入れられるようになったから.当然といえば当然だが大切なこと.先週の反省をすぐに生かせたのも良かった.

林間セクションでもトルクをかけ続けることを意識して,今までに比べるとだいぶスムーズに走れた気がする.

最後に

無理をせずにDNFしたのは好判断だったかもしれないが,KUCC的には熱いレースだっただけに最後まで走りたかった.たらればを言っても仕方がないが,万全の体調なら...と思ってしまう.

ここ3戦くらい次戦頑張ると言ってる気がするが,そろそろ40分にも慣れてきたし希望ヶ丘でまともなリザルトを残したい.年末年始は自転車に乗りつつ湯治に励みます.

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加藤さんはC1で4位.すごい.

運転してくれた加藤さんと大林さん,20km走って応援に来てくれたえりかさん,そのほか応援してくれた皆さん本当にありがとうございました.良いお年をお迎えください.

関西cx 信太山 C3 レースレポート

こんばんは。クリスマスに一人ブログを書く大林17です。

遅くなりましたが、先週の信太山のレースレポートです。

C3で苦しんできた私ですが、ついに昇格することができました。

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トレイルっぽい楽しいコースであった

Photo by yukiさん



リザルト

2位/51名(3%) +0:31

ラップタイム(ラップタイム順位):11:41(3位),6:24(1位),6:36(5位)

 

機材

自転車:Merida mission cx force edition

前輪:IRC Serac CX 1.7bar (岡野に借りた)

後輪:Vittoria Terreno Mix 1.6bar

 

レース前

今回は始発では間に合わないので前泊しての出場であった。

コースはシングルトラックやコーナーが多く、

踏みどころ抜きどころが限られているコースという印象。

難易度的には北山の方が難しく、苦手な感じはしなかった。

スタートで飛び出して逃げ切る展開をイメージし、

ミスをしない走り方を意識して前日試走をこなした。

夜は富木の民泊に宿泊。

ネクステの試走動画を見ながら岡野に走り方を解説してもらう。

ゴール前のトレイルセクションの急登は下りでスピードをつけて

登りはスタンディングしたら楽に登れる話や

V字キャンバーからの階段担ぎセクションの前の下りのカーブは

一番アウト側から侵入するとほぼノーブレーキで入れる話は記憶に残った。

 

 

レース当日

6時起床。夜中寒くて起きたのであまりいい睡眠ではなかった。

エアコンのリモコン隠してたユウジは反省してほしい。

朝ごはんはご飯一合に納豆1パック、大根キムチ、味噌汁、鯖の味噌煮。

約800カロリーくらいだと思う。いつも食べているパンより腹持ちが良かった。

朝はアップがてら試走を2周するつもりであったが、1周目で前輪から空気が抜ける。

コーナーでタイヤがよれるとビードが浮き空気が抜けているようだ。

ビードが完全に上がりきってなかったみたい。岡野にホイールを借りた。

快く貸してくれた岡野には感謝。

急いでホイールを交換し、1番ゼッケンをつけてスタートへ。

招集3分前に山けいさんにゼッケン装着を頼まれたのも焦った。

ドタバタのおかげであまり緊張せずにスタートに並ぶ。

1列目はほとんど顔見知りで

「(何回も昇格を逃している)一列目の誰が最初に昇格しますかね〜w」みたいな

会話をした。

 

レース本番

1周目

スタートはいつもよりワンテンポ遅れてしまった。

ちょっと後ろで落車があったがギリギリ巻き込まれずに、6、7番手で第一コーナーへ。

コーナーでユウジと競るが気合いで押しのける。5番手に上がる。

駐車場の砂利セクションのストレートで踏み、4番手に上がる。

前には競技部の岡本くん。この時点でコーナー1個分(5秒くらい?)差があった。

追いつこうとするがシングルトラックに入り、踏みどころがなくなり差を詰められない。

ちょっと焦るが、焦ってミスする方が良くないと思い、

冷静にトレイルセクションをこなす。差はつまらないが落ち着く。

すると急な下カーブのセクション(うまく説明できない、V字キャンバー前じゃない方)

で岡本くんが落車。一気に差を詰める。ここからはパックで走行。

相手はカンチブレーキでコントロールに苦しんでいる印象。

ゴール前の急登で岡野アドバイスを思い出し、スタンディングで楽に登る。

節約した足を使ってゴール前のストレートで踏む。が、コーナーで塞がれてしまって

抜けず。

 

2週目

2週目に入ってもうまく抑えられる時間が続いて困った。

せめぎ合いが続いたが、竹林セクションの前の短い直線でなんとかオーバーテイク

3番手に上がる。ただ岡本くんをちぎることはできず、

シケインやシングルトラックやV字キャンバー

自転車が接触するくらいのバチバチタイムが続いた。

気がつくと2番手の大浜さんに追いついていた。ゴール前の直線で一気にオーバーテイク

2番手に上がる。この辺で岡本くんはいなくなり、ユウジが後ろに見えるようになっていた。

コントロールラインで鐘がなっていて3週で終わることを知る。今日はレース時間が短い。

そしてこの周回で順位を守りきれば昇格だと気づく。ミスをしないことを改めて意識する。

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昇格がちらつき、ミスをしないことを心がけた。 Photo by りっつさん

 

3週目

芝のコーナーでセクションで先ほど抜かした大浜さんが追いついてくる。

パックで走るが、マスターの人に追いついてしまい、うまく抜かせずに3番手に落ちる。

焦るが、大浜さんも疲れている様子で駐車場エリアの砂利直線で再び抜かす。

シングルトラックセクションに2番手で侵入。だが大浜さんの方がトレイルの技術は

あるようでずっと後ろに付かれる感覚を感じ、焦る。

ハーフパイプセクションでミスるがなんとか塞ぐ。

そのあともうまく塞ぎ、V字キャンバー&階段セクションへ。

ここで大浜さんの後ろにユウジ、そして赤い速そうな人が来ていることに気づく。

これはまだ昇格が決まったわけじゃないと認識。

V字キャンバーの降りで大浜さんが勝負のオーバーテイクをしてくる。

ここで抜かすのかとビビったが、大浜さんが落車。つられて落車。

幸い大きなダメージはなかった。キャンバーの上りと階段を必死に走る。

まだ2位だ。後ろを見ると赤い人(シマノドリンキングの方)がいる。

ここからはマジでミスしないように慎重に走る。

コーナーやトレイルセクションの段差もしっかり減速して

ラインを塞ぎつつ丁寧にクリア。

そして最後のゴール前直線、必死で踏む。なんとか2位でゴール。

2〜5位までが4秒差という接戦を制した。

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最後までわからないレースだった。

Photo by りっつさん

ゴール前でみんなと喜ぶ。

岡野や天見や監督や加藤さん応援ありがとうございます。

普段ちょけてる加藤さんが真面目に応援してくれたのが感動した。

さらにレース後に部員以外のいろんな人からおめでとうと言ってもらい、

非常に嬉しかった。関西シクロクロスの暖かさを実感。

 

終わりに

C3で走り出して1年。ようやく昇格することができました。

今回のレースも反省点は多々ありますが、ここまで書くのに疲れちゃったので

これで記事は終わりとします。

まだまだシクロクロスは下手ですが、もっと練習して楽しんでいきたいなと思います。

またシクロクロス会場でできたつながりを大事にしたいなと思います。

できる限り朝から会場に行って応援もするつもりです笑。

応援ありがとうございました。次回はくろんど池CXに出場します。

レンタカーの都合で昼試走に間に合うように行くのは内緒

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めちゃくちゃ嬉しかった。

Photo by あまみるきー

条辺、天見応援来てくれてありがとう!

関西シクロクロス 第7戦信太山 C1

初めまして。2015年入学の加藤です。余談ですがこれを加藤(15)とか加藤15とか表記します。できる限り毎戦書いていけたらなと思うところです。

 

コロナ禍に見舞われている20-21シーズンですが実は関西圏の全レースに出場し、早くも第7戦(+前哨戦五條)となった信太山は去年に引き続き2度目の出場。後輩でC3優勝候補筆頭の大林の雄姿を目にするために前日から会場近くの奴隷船合宿場のような宿をとり、結局5:45に起こされて大林の炊いたやや焦げ米の一番まずい部分を引き受け、米の残りと鍋を洗うのを押し付けられてベストなコンディションでレースに臨めた。

 

 

リザルト

27位/43人出走 (62%)

 

ラップタイム(ラップタイム順位)

St. loop+2周 17:44(12), 6:21(8), 7:20(41), 6:17(2), 7:57(41), 6:27(12)

 

機材

フレーム Ridley X-trail carbon

ホイール XTR TL

タイヤ F: IRC Serac CX TL 1.80bar R: IRC Serac CX TL 1.85bar

 

コンディション

ドライ 晴れ ちょうど良い気温

 

レース展開

そろそろ1列目スタートにも名前を呼ばれることにも慣れてきて、前回までの感じから集中していればホールショットも狙えるかなと思っていたので、今回はホールショットを狙っていた。

30秒前のコールがなされ、静まり返る。20秒ほど過ぎて観客の動画を撮影し始めるポン…の音でスタートしそうにもなったが何とかこらえ、体勢を立て直して再びスタートを待つ。号砲が鳴りスタートを切る。何とかホールショットをとれた。

初めてC1でトップに立って興奮した。もちろん、3カーブ目で落車した。 川村選手のオンボード映像でも映っている(00:55~)が、相当マヌケで恥ずかしい。しかしこれはイニシエーションだと思っていて、去年の信太山でも初めてC2トップに立って落車したし、そうなるだろうと思っていたので全く動揺しなかった。ともあれ番手を20番くらいまで落とした。

1,2周目を順調に飛ばして、順位を12位にあげ、大谷玄真選手、嶋田祥選手、城島大樹選手らと同じパックに入った。このパックはペースがちょうどよく、とても楽しかった。3周目終了時点でこの4人パックがあって少し前に6位の井上耕治選手が見えるといったところであった。

このときはパックの3番手だったが、やはり前に出たほうが走りやすいので、コントロールライン直前のV字のグッと上がるところで踏んで一気に広いところで1番手に出ようと企んだのだったが、グッと踏むとチェーンが落ちた。それも、ただ落ちるだけでなくチェーンが捻じれていた。飛行機輪行状態から戻すときに陥ったらメンドクサイあれだ。輪っか2つを対消滅させると直るのだが、軽くパニクって1分くらいロスし、10人くらいに抜かれてしまった。さらに悪いことに、最後にフエヨシ君に抜かれてしまった。

次の周回でフエヨシ君はパナレーサーポイントの後の階段で抜いた(この周回のラップタイムは2位だった)が、次の周(6周目)のナイアガラをくだり終わって落車してお別れした。この落車は本当に反省している。

結局この後もチェーン落ちを何回も繰り返し、27位でゴール。楽しいレースだったが、走れている実感と結果が釣り合わないレースだった。

 

 

次戦は関西CX第8戦くろんど池に出場します。初めて走るコースなので楽しんで走れたら良いと思います。

 

 

 

関西シクロクロス 第7戦 信太山 C2

こんばんは.岡野18です.

 

先週末は我らがOB松井さん監修の信太山でしたが,結果は散々.走力,体力,技術,メンタル(?)とありとあらゆる部分に不足を感じるレースでした.

リザルト

24位/42人(57%) +3:50

ラップタイム スタートループ+1周目 12:36, 6:56, 6:58, 7:10, 7:10

 

機材

フレーム;Focus Mares 9.8

前輪;IRC Serac CX 1.7bar

後輪;Vittoria Terreno Mix TU 1.7bar

試走

前日試走はコースを概ね覚えて,リムを打つ恐怖感だけが残った.

昼試走はC1の人たちの後ろで走っていたが,関西シクロクロスのバナーの直後のV字キャンバーのラインどりを真似て感動したりした.が,裏手のシングルトラックに入る右コーナーの下りや,シングルトラックの後の左に曲がりながらの下りで差を感じまくった.ビビりなのと回転半径の大きさが相まって攻めきれない.

しかもナイアガラでは中山さんに向かって転げ落ち,フィニッシュラインの前の乾いた土の下では裕太郎さんの前で鮮やかに前転.恥ずかしくて顔から火が出そうだった.

レースレポート

スタートは3列目.すぐ後ろの辻啓さんにギア比の重さを指摘されて慌てて軽くした.そのおかげもあってかスタートは過去最高の動きで最初のコーナーには10番手くらいで侵入.しかしその後はフィジカルコンタクトを受けて抜かれていき,シケインに突入する頃には20番手くらい.うーーーーん.

スタートループは特にミスらしいミスもなく,1周目へ.ナイアガラの階段の直後にシマノドリンキングの人を強引に抜いて竹林セクションに入ったらめっちゃ怒鳴られた.こっわ.シケイン後の砂利の浮いたストレートでオーバーテイクしたりして少し順位を上げる.このストレートの直後の砂利のコーナーもこけそうだったけど,ストレート自体もリアが流れる感じがして踏み切れなかった気がする.

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踏みどころ (Photo by ゆきさん)

その後ピット前で応援の目の前でスリップダウン.抜かれはしなかったけど差を一気に詰められてしまった.その後は走りながら遅いなぁと思う瞬間はあれど大きなミスはせずラスト2周回.ここらでパンクした松井さんを抜いた気がする.

4周回目は竹林でリムを激しく打ちパンクしたんじゃないかとめちゃめちゃ不安になるがグリップは失ってないのでイケると思って走る続けた.シケインの飛び乗りで一人追い抜いたが,V字キャンバーの下りに入るところで部員の応援を受け動揺して前転.恥ずかしいところをお見せしました... 東屋の間を抜けたところで振り返ると自分が引く(蓋をする?)パックの最後尾に勢戸監督が見えて負けがちらついて焦りまくった.

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このコブの処理も上手い人とはけっこう差がついてそう (Photo by ゆきさん)

そうこうするうちに20番手くらいで最終周回へ.今まで数戦の反省を存分に生かし,ラップタイムを上げるべく意気込むが,踏みすぎてコーナーを曲がりきれずコーナー途中でブレーキングする最悪のパターンでいまいちリズムに乗り切れない.panaracerポイントとかでも抜かれないように出来るだけブレーキングせずに侵入し階段担ぎも頑張った.

ところがピット後のコーナーで膨らみすぎて,アウト側から抜こうとした(先述の人とは別の)シマノドリンキングの方と接触してしまい2人に抜かれる.ごめんなさい.

前に1人,後ろは少数のパックで最後のコーナーを立ち上がる.前転のダメージもあって踏み切れず,前の人を抜くどころか最後にベッキーの選手に差されてゴール.勢戸監督にも抜かれかけてた.危なかった.

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もったいねえぇぇぇ(Photo by りっつさん)

反省

まずは大きめのミスを3回もしてしまったのが大問題.そりゃレースにならんわ,といった感じ.

これだけでは意味がないのでちゃんと振り返ると,明らかに差をつけられていたのがスタート後の芝生から出る土の乾いた右コーナー,V字キャンバーの後の下の右コーナー,panaracerポイントの前の下りの左コーナー,フィニッシュ前の木の根を越えて登った後の乾いた土の下りの4箇所.共通するのはグリップ感が掴みきれないコーナーであること.特に最後の下りに関しては試走で派手に前転したこともあってイメージも悪かった.攻めきれないのはグリップの限界を掴めてないからだと思うので乗って感じていくしかない.

しかもこのコースは踏み抜ける場所がほとんどなく,ギリ得意なところで勝負できないのでどうしようもなかった.さらにFDの動きが悪く,アウターに入れたい場面でアウターに入らず,FDを覗き込んでしまう局面も多く,踏むべきところでより踏めなかった.ちゃんと整備してんけどなあ...

自転車関連でいうと,ロードに乗ってる時と踏んでる時の感覚が違いすぎる.用途が違うので当然なのかもしれないが,ロードではグイグイ踏み切れるが,シクロでは踏んでるけど進まない感じがした.今シーズン中にそんな感覚がなかったので少しずつポジション含めていじってみようかな.

一番悪かったのはコーラを500mlしか持って行かなかったこと.ちゃんと1.5l持っていくべきだった.コーラが全てを解決してくれる.衣川さんを信じろ.

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マキノの時の.これぞあるべき姿?

 

終わりに

コースはめちゃめちゃ楽しかったが技量不足でレースを楽しみきれなかった.

しかも天見さんと条辺が応援に来てくれたのにいいところなく終わってしまった.別カテゴリーの皆さん含め応援ほんとうにありがとうございました.できればテクニカルじゃないところで応援してくれるともっと嬉しいです.

今週末は第8戦くろんど池.足の状態次第ですが,終わりよければ全て良しなので出るならいいリザルトを残したいです.

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楽音くん昇格おめでとう㊗️

 

 

関西シクロ2020-21⑥美山向山 C1

 გამარჯობა!衣川15です。

関西シクロ2020-21美山向山のレースレポートです。

 

 

リザルト

C1 21/43位(48%) +7:31

ラップ(2周目~18:30, 8:28, 8:42, 8:54, 9:45, 8:50)

9:45の周回はチェーン落ちを戻すのにめっちゃ手間取ったため。

 

 

機材

CX KONA

前輪 ZONDAとシラクCXマッドチューブレス(にチューブを入れたやつ)

後輪 DURAとミシュランのノーマルタイプチューブラー

これまで通り前輪もシュワルベのチューブラーサンドで走るつもりだったが、直前の雨でドロドロになったので、パンクのリスク込みでチューブレスにチューブを入れたのシラクマッドを選択した。結果的にはパンクしなかったので少ない機材選択肢の中では正解だったかもしれない。なぜチューブを入れていたかというと、サイドカットしてチューブレスとしては使えないから。

シクロを始めた初期に比べ、路面がよく見られるようになり、予期せぬリム打ちをほとんどしなくなった。

 

 

試走

前日試走

今回はなし。まだまだ路面の経験値が少ない自分にとって前日試走は最も良いシクロ練になるので、可能な限り前日試走はしたい。

昼試走

下山駅に10:18到着。マップでは会場まで11kmで11:00くらいに着くかな〜と走り始めた。途中でC3を走り終えて帰るユージとすれ違い、「応援できなくて、すいません!」と叫んで走り去っていった。自分もC3応援できなかったのに、ユージは律儀やなぁと思いながら漕いだ。

実際には16kmくらいあったようで11:10分くらいに会場に着いた。チューブラーホイールに履き替える時間がないと判断し、予備兼移動用のクリンチャーホイールの空気圧を下げて試走に行こうとしたが、後輪の空気圧を下げすぎて、もう一度入れなおすはめに。ネクストステージにフロアポンプを借りにいく二度手間になってしまった。追い打ちをかけるようにチューブバルブが短かすぎて空気を入れられず、逆に全部抜けてしまった。

それならばとチューブラーホイールに履き替えるためにブレーキシューをカーボンに交換し、空気圧を注意しながら下げて、11:20頃いざ試走へ。この作業中、C4の平野がアーレンキーを貸してくれたり、自身のレースレポートを横でラジオのように話してくれたが、めっちゃ適当に流してしまった。すまん、アーレンキーありがとう。

試走は2周しかできなかったが、意外と乗れるじゃんという感じ。V字キャンバーのところがうまく処理できなかったので、キッズの時間もそこだけ練習をした。練習中雨が降り始め、結局途中から乗れなくなった。雨によって試走時とは完全に路面が変わってしまったようで、M1のレース、C2のレースは落車祭りだった。

レースレポート

スタートは3列目右側。前には福田さん、その前にはコッシーさんと加藤が見えていた。

スタート

左足のクリートキャッチミス。焦ってガチャガチャやっていたら、何故か右足のクリートも外れ、盛大に順位を下げる残念なスタートになった。

序盤

細い道が続き、案の定何ヶ所か渋滞していたので一周目は積極的に降りた。転ぶと順位とタイムをいっきに落とすので、とにかく転ばないようにビビリな走りをしつつ、降車と転んだ人を抜かすので少しずつ順位を上げていった。2周目に入る頃には加藤に追いつき、「何でそんなに綺麗なん?」とコメントをいただいた(一周目は転ばす、けっこう担いだため)。加藤はチャリも含めドロドロだった。しばらく後ろについて、加藤の様子をみつつ、落車で渋滞した時に加藤を抜かした。そしてその後彼を見ることはなかった。

中盤

乗れないと思った場所はチャレンジせず、早々に降りてランニングした。V字キャンバーは練習の甲斐あって、美しい降車と滑り降りからの登り返しができたと思う。が、烏丸半島の感想でも書いたように、こういう時に乗車チャレンジしないとなあと思う。乗車したままクリアすることでまだまだ上は目指せるはず。逆にランニングは頭打ちがもうすぐ来る。今回のコースでは、①V時キャンバーからのアップその1、②木の根の後の最終アップその2、③3箇所あるシケイン前後の急登、④芝区間の轍キャンバー

①はV字すぐあとのダウンから乗りたかったが、下までランしてから飛び乗っていた。試走の後の練習中に、ここは上で飛び乗った方がいいと、M1の丸眼鏡のおじさんに教えて貰ったが、レーススピードでは乗れなかった。飛び乗りはこういうランディングが悪い時にできるかが重要だと、烏丸半島や希望ヶ丘でも痛感している。登り下り横斜面、あらゆる場面で滑らかな飛び乗りができるようにするのが今後の課題の1つ。欲を言えば、右降り右乗りもできるようになりたい。この区間は一度だけ転んで全ランニングした。

②は一度も乗らずオールランニング。ここは乗るべきだった。ツルツルの登り始めで降りて、その後の長いアップで飛び乗ることができなかった。ここも飛び乗りが課題。

③急登は何度かチャレンジして一度も成功しなかった。失敗するんじゃないかと思ってビビリながら踏んでも、結局登りきれない。はじめから絶対登るイメージを持って、チャレンジしないといけない。そういう意味で前日試走は大切で、繰り返し練習して成功することで、登りきるイメージを得られる。

④芝キャンバーは転びこそしなかったものの、毎回ヨタヨタ足をつきまくって通り抜けていた。ここは轍にうまく入り、最低限の足つきでクリアしたい。

後半

疲れもでて、途中から落車回数が増え、自転車は泥づまりで回らなくなった。山側終わりのダウンで落車して、杭に突っ込んだ時は死ぬかと思った。

第2ピットに入る直前に斜めに走る木の根があり、試走時もレース序盤も気をつけて避けていたが、後半疲れて避けそこねて落車した。その際チェーンが落ち、戻すのに手間取った。チェーンリングにまとわりついた泥がチェーンをはまらなくしていた。リア変速も泥づまりで渋かった。走力で抜かすというよりも、後半は落車や歩いている人を抜かすことがほとんどだった。

最終周回の山側で笛木の影が見え、集中力を取り戻せた。逃げ切れたのは良かった。

まとめ

・ようやく今シーズン7戦目にして加藤に勝てた。加藤は1位のスクミズさんにラップされ「解せんレースやった」と言っていたので、次は加藤が解せるレースで勝ちたい。全体2位には玄真君、3位に堀川君と20代が入っていた。まだまだ表彰台は遠いが、実現不可能な話ではないように最近のレースでは感じる。

・いままで「サッカー!」と応援してくれてた人達が「衣川ファイト!」と応援してくれるようになって少し嬉しい。

・C2では新さんが昇格してた。新さんは応援するとしんどい時でも必ず「オウ!」や「あいよ!」と返してくれる。自分もできるだけレース中の応援には応えて、そして盛り上げられるような走りをしたい。

・最後に、応援してくれた皆様、岡野、楽音君、一緒に走ってくれたC1の皆様、加藤、笛木、会場を準備してくれた美山向山の皆様、関西シクロ運営の皆様、ありがとうございました。

来週の信太山は登山にいくのでお休みします。たくさん雪が降って嬉しいですね☃️!!自分はくろんど池が今年最後のシクロの予定です。ではメリークリスマス!

関西シクロクロス 第6戦 美山向山 C2

こんにちは,岡野18です.

 

関西CXシリーズ第6戦美山向山のレースレポートです.マッドコースで死ぬほど辛いレースでメカトラのないレースではいままでで一番パッとしないレースでしたが,振り返っていきます.

 

リザルト

29位/38人(76%) +7:44

手元のラップタイム スタートループ1:51, 8:25, 9:07, 9:06, 9:04, 9:36

 

機材

フレーム;Focus Mares 9.8

前輪;IRC Serac CX 1.7bar

後輪;IRC Serac CX 1.7bar

試走

朝試走は前日に降ったらしい雨のせいでややぬかるんでスリッピーで,裕太郎さんの言葉を借りれば「氷の上を走っているよう」.林間セクションのただのコーナーで滑っては足をつき,エリートコースのV字キャンバーを下っては足をつく.昼には晴れて乾いてないかなぁと期待し,2周で切り上げ.

昼試走の時間にはだいぶ乾いていてシケイン以外は全乗り,C1ライダーの井上さんにもついていけて動きの良さを感じていた.が,キッズレースの最中に雨が降り出して試走の意味はほぼ無に帰した.

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試走中のこの写真めっちゃお気に入り(Photo by えっちゃんさん)

レースレポート

スタートは3列目,同じ列の中では上手く決まり,10番手台で最初のコーナーに入るもすぐに楽音くんが立命の選手を巻き込んで落車.足止めを食らって一気に抜かれる.踏み直して数人を抜き返すものの林間セクションでは何人かに抜かれ,2周目の林間セクション序盤から自転車が進まない.パターゴルフ場側でも踏んでも進みが悪いし,コーナーが滑りまくる.

シケイン周りの担ぎのダッシュで順位を上げて見たりもしたがイマイチ差を開いたりできず後ろを見ながらレースをしてしまう.3周目にはL1の先頭に抜かれ,もしかして男子の先頭にラップされるのではと不安もよぎる.

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panaracerポイント,乗っても担いで降りても怖い(Photo by りっつさん)

明らかに山側での木の根を超える上りなどでは一緒に走ってる人より乗れてるのに,コーナーで滑りかけ,ストレートでは踏み勝てない...  終盤はミネルヴァあさひの選手とせっていたがパターゴルフ場側でスリップして差がついて追いつけないまま29位でゴール.

反省

レース後に自転車をみるとチェーンステー周りに泥が大量にまとわりついて,ホイールが一切空転しなかった.そりゃ進みも悪いなぁとその時は思っていたが,よくよく考えてみれば後輪が空転しない→リアブレーキかけっぱなしと一緒→後輪が滑る→コーナーでこけかける,みたいなことが起こっていてチグハグな走りになったのではないかと.

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後輪のリムにまるでリムブレーキかのように綺麗に跡が

C1の加藤さんや笛木さんはレース中に泥をかき出したら動きが変わったと言っていたので,自分もレース中に泥を落としていたら結果は少しは良くなったかもしれない.

メカトラも怪我もなかったことが唯一の良かった点.

最後に

去年の幕張といい勝負の不甲斐ないレースだった.

ありがたいことにきぬさんたちKUCC部員に加えて中山さんや玄真くん,みっちーさんの応援まで明瞭に聞こえたのに全然いいところを見せられなくて残念.来週は我らが偉大な先輩,松井さん監修の信太山なので切り替えて頑張ります.