北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

関西cx 信太山 C3 レースレポート

こんばんは。クリスマスに一人ブログを書く大林17です。

遅くなりましたが、先週の信太山のレースレポートです。

C3で苦しんできた私ですが、ついに昇格することができました。

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トレイルっぽい楽しいコースであった

Photo by yukiさん



リザルト

2位/51名(3%) +0:31

ラップタイム(ラップタイム順位):11:41(3位),6:24(1位),6:36(5位)

 

機材

自転車:Merida mission cx force edition

前輪:IRC Serac CX 1.7bar (岡野に借りた)

後輪:Vittoria Terreno Mix 1.6bar

 

レース前

今回は始発では間に合わないので前泊しての出場であった。

コースはシングルトラックやコーナーが多く、

踏みどころ抜きどころが限られているコースという印象。

難易度的には北山の方が難しく、苦手な感じはしなかった。

スタートで飛び出して逃げ切る展開をイメージし、

ミスをしない走り方を意識して前日試走をこなした。

夜は富木の民泊に宿泊。

ネクステの試走動画を見ながら岡野に走り方を解説してもらう。

ゴール前のトレイルセクションの急登は下りでスピードをつけて

登りはスタンディングしたら楽に登れる話や

V字キャンバーからの階段担ぎセクションの前の下りのカーブは

一番アウト側から侵入するとほぼノーブレーキで入れる話は記憶に残った。

 

 

レース当日

6時起床。夜中寒くて起きたのであまりいい睡眠ではなかった。

エアコンのリモコン隠してたユウジは反省してほしい。

朝ごはんはご飯一合に納豆1パック、大根キムチ、味噌汁、鯖の味噌煮。

約800カロリーくらいだと思う。いつも食べているパンより腹持ちが良かった。

朝はアップがてら試走を2周するつもりであったが、1周目で前輪から空気が抜ける。

コーナーでタイヤがよれるとビードが浮き空気が抜けているようだ。

ビードが完全に上がりきってなかったみたい。岡野にホイールを借りた。

快く貸してくれた岡野には感謝。

急いでホイールを交換し、1番ゼッケンをつけてスタートへ。

招集3分前に山けいさんにゼッケン装着を頼まれたのも焦った。

ドタバタのおかげであまり緊張せずにスタートに並ぶ。

1列目はほとんど顔見知りで

「(何回も昇格を逃している)一列目の誰が最初に昇格しますかね〜w」みたいな

会話をした。

 

レース本番

1周目

スタートはいつもよりワンテンポ遅れてしまった。

ちょっと後ろで落車があったがギリギリ巻き込まれずに、6、7番手で第一コーナーへ。

コーナーでユウジと競るが気合いで押しのける。5番手に上がる。

駐車場の砂利セクションのストレートで踏み、4番手に上がる。

前には競技部の岡本くん。この時点でコーナー1個分(5秒くらい?)差があった。

追いつこうとするがシングルトラックに入り、踏みどころがなくなり差を詰められない。

ちょっと焦るが、焦ってミスする方が良くないと思い、

冷静にトレイルセクションをこなす。差はつまらないが落ち着く。

すると急な下カーブのセクション(うまく説明できない、V字キャンバー前じゃない方)

で岡本くんが落車。一気に差を詰める。ここからはパックで走行。

相手はカンチブレーキでコントロールに苦しんでいる印象。

ゴール前の急登で岡野アドバイスを思い出し、スタンディングで楽に登る。

節約した足を使ってゴール前のストレートで踏む。が、コーナーで塞がれてしまって

抜けず。

 

2週目

2週目に入ってもうまく抑えられる時間が続いて困った。

せめぎ合いが続いたが、竹林セクションの前の短い直線でなんとかオーバーテイク

3番手に上がる。ただ岡本くんをちぎることはできず、

シケインやシングルトラックやV字キャンバー

自転車が接触するくらいのバチバチタイムが続いた。

気がつくと2番手の大浜さんに追いついていた。ゴール前の直線で一気にオーバーテイク

2番手に上がる。この辺で岡本くんはいなくなり、ユウジが後ろに見えるようになっていた。

コントロールラインで鐘がなっていて3週で終わることを知る。今日はレース時間が短い。

そしてこの周回で順位を守りきれば昇格だと気づく。ミスをしないことを改めて意識する。

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昇格がちらつき、ミスをしないことを心がけた。 Photo by りっつさん

 

3週目

芝のコーナーでセクションで先ほど抜かした大浜さんが追いついてくる。

パックで走るが、マスターの人に追いついてしまい、うまく抜かせずに3番手に落ちる。

焦るが、大浜さんも疲れている様子で駐車場エリアの砂利直線で再び抜かす。

シングルトラックセクションに2番手で侵入。だが大浜さんの方がトレイルの技術は

あるようでずっと後ろに付かれる感覚を感じ、焦る。

ハーフパイプセクションでミスるがなんとか塞ぐ。

そのあともうまく塞ぎ、V字キャンバー&階段セクションへ。

ここで大浜さんの後ろにユウジ、そして赤い速そうな人が来ていることに気づく。

これはまだ昇格が決まったわけじゃないと認識。

V字キャンバーの降りで大浜さんが勝負のオーバーテイクをしてくる。

ここで抜かすのかとビビったが、大浜さんが落車。つられて落車。

幸い大きなダメージはなかった。キャンバーの上りと階段を必死に走る。

まだ2位だ。後ろを見ると赤い人(シマノドリンキングの方)がいる。

ここからはマジでミスしないように慎重に走る。

コーナーやトレイルセクションの段差もしっかり減速して

ラインを塞ぎつつ丁寧にクリア。

そして最後のゴール前直線、必死で踏む。なんとか2位でゴール。

2〜5位までが4秒差という接戦を制した。

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最後までわからないレースだった。

Photo by りっつさん

ゴール前でみんなと喜ぶ。

岡野や天見や監督や加藤さん応援ありがとうございます。

普段ちょけてる加藤さんが真面目に応援してくれたのが感動した。

さらにレース後に部員以外のいろんな人からおめでとうと言ってもらい、

非常に嬉しかった。関西シクロクロスの暖かさを実感。

 

終わりに

C3で走り出して1年。ようやく昇格することができました。

今回のレースも反省点は多々ありますが、ここまで書くのに疲れちゃったので

これで記事は終わりとします。

まだまだシクロクロスは下手ですが、もっと練習して楽しんでいきたいなと思います。

またシクロクロス会場でできたつながりを大事にしたいなと思います。

できる限り朝から会場に行って応援もするつもりです笑。

応援ありがとうございました。次回はくろんど池CXに出場します。

レンタカーの都合で昼試走に間に合うように行くのは内緒

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めちゃくちゃ嬉しかった。

Photo by あまみるきー

条辺、天見応援来てくれてありがとう!