北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

21-22関西CX#2美山C1レースレポート

オフシーズンの間に、自分がブログを書いていたことすら忘れてしまっていた加藤です。五條吉野川、富田林に続いて今季のシクロクロスレースははや三戦目ですが、美山を今季のレースレポートこと始めといたします。

 

出走するのが3回目の美山ですが、なんと今年は美山らしからぬ(?)完全ドライ!

始発輪行に成功(猪とぶつかった影響で遅延したが)し、駅からルンルンで11km走って会場入りし(吐血)、ばっちり朝試走昼試走かましたおかげでスムーズに走ることができて試走の大切さを再認識しました。

今回KUCCから出走するのは3人だけ(+川村さん、稲益さん)と少し寂しくもありましたが、次週、私たちが野辺山に行っている間に加古川に若い人が出るとかいう話も聞いていて、やはり老害がのさばっている場所には来にくいのかなと思いしみじみします。ただ、現在毎戦出ている面子は全員就職するので、新陳代謝に期待したいところです。

 

リザルト

16位/45人出走(35%)+3:32

ラップタイム(ラップタイム順位)

st. loop+2周 14:15(14), 6:09(13), 6:09(12), 6:34(36), 6:14(16), 6:19(17), 6:26(25), 6:20(17), 6:19(21)

 

機材

フレーム Ridley X-trail carbon

ホイール XTR TL

タイヤ F: Panaracer ALBIT TL 1.85bar(朝試走前)

R: Panaracer ALBIT TL 1.88bar(朝試走前)

←朝試走前の空気圧を小数第二位まで書いても意味ないんよね。スタート前の値を記録しましょう。

今季はPanaracer のPRパートナーに選ばれ昨年のTwitterでのプレゼント企画で当選したPanaracer ALBITを使っています。ノブが高く、グリップがありそうなのでマッドコンディションでは重宝しそうですが、高速コースでは抵抗が大きいので、serac edge などとの併用を考えています。

 

コンディション

ドライ 気温高め

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周りの選手たちよりも腰周りが太い気がするが…
Photo by 稲益さん

レース展開

12番ゼッケンで2列目スタート。抜きどころが多いコースではないのでスタートで10番以内に入ることを意識していた。スタートはうまくいき、8番手で山セクションに入った。前を走る福田選手が抜けそうだったので抜こうと試みたが、絶妙なライン取りでなかなか抜けず、抜くのに足を削られた。これがベテランのシクロクロス的駆け引きなのだなぁと走りながら感じた。ちなみに、最終周回でも福田選手をなんとか抜いてゴールしたが、全く同じことを再度感じた。

7番手くらいで1周目を終え、あとはミスなく冷静に自分のリズムで走っていこうと言い聞かせていたが、2周目のガタガタダウンでチェーンを落としてしまい、6,7人に抜かれた。その後は14番手で淡々とイーブンペースで走っていたが、順位を上げられず、シングルリザルトを獲りたい焦りもあったのか、5周目のV字の登りきって反転して下るところで踏み込みが甘く、派手に転落+チェーンを落としてしまった。落車でリズムが崩れ、それ以上攻めることもできずに16位でゴールした。

 

振り返り

・根っこを越えるところで、試走では外側一択だと思っていたのにレース中に内側が良さそう!と思ってずっと内側を走っていたが、内側は別に良くなかった。試走無視ダメ。絶対。

・昨季フロントシングルでチェーンが落ちまくった対策として今季は46/36のダブルで臨んでいるが、(落車は仕方ないとして)ガタガタでチェーンを落としてしまった。ギアが変わりきっていない状態で振動を受けて外れてしまったのではないかと思うが、確証はないので困る。

・タイヤの空気圧と仲良くなりたい。これまで、試走の前に1.8-1.9 barにしてなんとなく走っていたが、正直何もわかっていないので、空気圧を調節しながら走ってみたらバイクの挙動についても理解が深まるかも?

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美山名物:電車輪行下山駅まで11kmマンのことを全く考慮しない大きな野菜たち
Photo by キヌサン

次戦は野辺山2days遠征です。今年は全日本選手権に出ることを目指しているので、非常に重要なレースではありますが、久しぶりに会うKUCC部員や野辺山の雰囲気をとことん楽しみたいと思っています。

応援、撮影、運営、選手の皆様、ありがとうございました。