北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

年越しNZトレイルライド

  • Kia Ora! シクロクロス全日本選手権23位の笛木16です。今シーズンのローカル戦はどうもおじさんたちに負けが込んでいるのですが、しばらくは全日本で勝ったと言い続けることにします。2026年は勝ちます。
    さて毎年恒例?の年越しMTB遠征、今回はニュージーランドのロトルアに行ってきました。こちらは日本人にも大概有名ですが、いつものライドレポートです。
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2025-2026 JCX 第5戦琵琶湖グランプリ 62位/78人 / 第6戦 ワイルドネイチャープラザ 47位/75人

濱田です。わざわざレースレポートを書く意味が果たしてあるのか、という成績ばかりですが、今シーズンはレポートを書くことにしたので簡単にでも書こうと思います。ネットに上がってる写真を吟味するのはちょっとしんどいので、文章のみで行きます。読みにくいかもですが、ご容赦ください。

 

11/23 (日) UCI琵琶湖グランプリ

準備

朝早起きなので、前日早めに寝ようと10時ごろにベッドに入ったが、不眠症を発動して寝付けず、結局4時から30分悪夢にうなされただけでほぼ完徹。

行きに車をガードレールにぶつけてしまって朝試走もほとんどできなかった。

 

昼試走

ドライのキャンバーは今シーズン初めてなので周回しながら縦の動きの練習をした。トラクションのかけ方を思い出し、ギアを軽くするポイントを覚えた。

 

レース

スタートは右側。前が松井さん、その前がキヌさんと京大ばっかりのラインだった。最初のカーブでもはやJCXお約束の落車を横目にパス。その後の左カーブでは内側のラインは道がきれいだったが、外側は刈りたての草が堆積しており、かなり漕ぎにくい状態だった。そこでリスクを取って順位を上げようと外側から大回りをしようとしたら、すぐ前の選手が前転。回避する暇もなく僕も前転。御殿場の反省を活かせていない、と思ったが、わざわざあそこで外回りする選手がそんな落車をかますとは予想できなかった。

復帰したころには70番くらいで、細いキャンバーに突入。例によってコーステープを踏み越えていく人たちに文句を言いながらダラダラ前に続いて歩く。キャンバーを抜け出し前を追う。狭いキャンバーでは早めに降車しランで2,3人抜かした。

1周目が終わるころには、前の10人パックすれ違いざまに見える、少し離れた位置に落ち着いた。この10人パックを追って頑張って走ったが、キャンバーの出口で減速してしまう悪癖と、平地のストレートで踏み切れない走力不足が原因で、少しずつ順位を落とした以外は大きな順位変動はなく、そのまま60位前後で最終周回へ。(トップのペース的にこの辺が80%アウトと判断)

何としてもポイントが欲しいので、キャンバーの直登で重めのギアで全力で踏むと、案の定両足が攣った。下りキャンバーを滑り落ちてそのまま杭に激突し、脚が攣り続けしばらく動けないでいると、オーガナイザーの尚さんが飛んできてくれた。迷惑をかけるわけにはいかないので、すぐに「攣っただけです、最後まで走ります」と伝え、その後はDNF回避のため80%ラインを目指した。トップ選手の邪魔にならないように気を付けて、レース終了、62位、ポイント無し。僕は何がしたかったのでしょうか。

 

反省

最初の落車に巻き込まれ、ほとんど一番後ろまで下がってしまったのがかなり痛かったが、それでも上がっていく選手はいるので、言い訳でしかない。それよりも、最終周回に60位以内に入り切る走りができなかったことのほうがまずい。

圧倒的走力不足。

 

レース後

安全運転に気を付けて帰洛、洗車して飯を食べて就寝。精神的にかなり限界だったが、36時間起きていたのでさすがに一瞬で眠れた。

 

 

 

11/24 (月) ワイルドネイチャーブラザ

準備~朝試走

5時半に眠い目をこすって起床。8時間も眠れたが、前日と平均すると4時間なのでまあ相応の眠気。事故らないようにコーヒーをぶち込んで名神をかっ飛ばすと、ちょうど試走開始時刻に会場についた。

西沢さんに駐車を手伝っていただき、GIANTをお借りして試走。最初はスタート直後の砂を全然乗れなかったが、西沢さんのアドバイスを聞いて何回か練習したらスムーズに乗れるようになった。一番目立つ砂の下りのセクションも、"落ち着いて" 乗れば、地面が平らになるところくらいまでは乗れるようになって、かなり自信がついた。前日0ポイントで、このレースでかなり頑張らないと全日本出場が怪しかったところ、思ったよりも砂を攻略できそうで、早起きした甲斐があると感じた。

 

昼試走

代車で1周して感覚を確かめるとともに午前のレースを経たコースの変化を確認した。自転車を乗り換えたタイミングで、ものすごいスピードで川村さんに抜かされたので頑張ってついて行く練習をしたところ、林間セクションでは意外とついて行くことができた。上手い人の後ろで走るのが一番上達につながる気がした。

砂の下りもたつーみのラインをたどっていくと全部乗ることができて、かなりいいイメージをもって試走を終えることができた。

 

レース

最初の砂は右側が固まっていたので、右側のグリッドを選択した。スタート前に岩井商会の人と話せて緊張が和らいだ。(お名前わからなくてすみません!)

スタート直後、例によって落車かトラブルかで固まっている横をパスし、砂のわちゃわちゃを乗り越えると、なんと19位までポジションを上げることができた。

得意な林間のくねくねセクションをクリアし、その後の砂もレース序盤なのでランを頑張って攻略し、1周目は20番くらいでコントロールラインまで戻ってきた。しかし、そこからは辛いレースとなった。体力を使い切ってしまい、砂の出口やシケイン後の登坂で周囲の選手にちぎられる展開が続いた。勝手にライバルだと思ってる大産大の端くんにも一瞬で抜かれた。

レースが進むにつれて、心肺は限界を迎えた。前の人に巻き込まれたり、自分で焦って自爆したりして、砂の上をランすることが増え、さらに体力がなくなり踏めなくなる、負のスパイラルの陥った。ミスがさらに焦りを呼び、結局あんなに練習した下りはほとんど乗ることができなかった。

周回ごとに5つくらいずつ順位を落とし、自分が何番を走っているかもよくわからないまま、早くラップアウトしてくれという気持ちでレースを続け、5周目でキヌさんに抜かれた直後に無事ラップアウト。最後は限界まで走ってコースの出口の直後で嘔吐。ところが、ラップアウトのコントロールラインは少し前にあったようで、申し訳なかった。僕を待ってくれた周囲の選手と順位をきちんと管理してくれた運営の皆さんには感謝しかない。

 

反省

レース中に聞いていた感じ40番くらいだと思っていたので、まずまずのつもりが、帰って結果を確認すると47位。微妙。40分しんどすぎて、どこで抜かれたとか何が悪かったとか何も思い出せない。ミスで砂を乗れずランニングした結果体力を削られてしまったというのが反省になるのだろうが、他の選手も似たようなものなので、結局自分の体力不足が根本原因なのだろうか。砂を乗れなかったのは、焦りからくるミスと、試走中にレース中という周囲に選手がいる環境を想定できていなかったこと、レースによりパワーが落ちている状態で砂を乗っていく技術が無かった or 踏みすぎてパワーが残っていなかったこと、が原因だろうか。3週間体調を崩してトレーニングができなかったのがかなり響いている、ということにして全日本まではトレーニングを積みたい。

 

 

今年の成績が終わってるのはともかくとして、なぜ去年あんなに走れたのかがわからなくなってきた。E1に昇格した直後でとにかく我武者羅に走っていたのが良かったのかもしれない。最近は、「ここで踏みすぎると後が辛い」「ここで前に出てミスしたら申し訳ない」「ここは先行させて風よけになってもらおう」等いろいろ余計なことを考える消極的な走りが増えてきている。

2025/11/26現在でJCFランキングはなんと全日本出場権ギリギリの100位、来週の松伏にはエントリーしていないので神頼みの状態だが、もし全日本に出場で来たら、初心に帰って全力でレースに挑みたい。

2025-2026 関西シクロクロス第3戦 美山向山 E1 37位/66人(56%)

こんにちは、濱田です。
先々週の御殿場の結果が悔しかったので先週はいっぱいトレーニングするつもりだったのですが、毎日夕方になると、疲れで体が重く、トレーニングどころか家に帰るので精一杯となるほど体調を崩してしまったので、結局ほとんど自転車に乗れませんでした。熱出てくれたら授業休めたんですけどね()。
そんな状態だったので出走するか迷ったのですが、せっかくエントリーしたので走れなくなったらDNFしようと思って出走しました。美山は得意なコースなので、出るからには20位より前でゴールすることを目標にしました。

 

試走

リドレーにシラクのマッドを履かせて2週くらい試走しました。ホイールがチューブレス未対応でチューブを入れていたので、木の根っこなどパンクに注意しながら試走しました。その後、西沢さんからキャニオンをお借りして1周試走しました。あんまりドロドロになってもなぁと思ったので少な目にして、複数のラインがあるセクションなどで、どのラインが使えるかを確認しました。

 

レース

ゼッケンは50番、7列目。右カーブから始まるので右側に並びました。
スタート、右側から回り込みたかったのですが、他の選手にさえぎられてうまくいかず、集団に埋もれたままゴルフ場に突っ込みます。ツルツルの路面でクネクネのコーナーの連続なので、無理して前に出ようとせずに周りに合わせて走り、その後のストレートでしっかり踏んで2,3人パスし、山に入るころには40位くらいまで上がることができました。落ち着いて走って、1時間かけて20人くらい抜いて行こうと思いました。

山のセクションでは、登りで2人抜いたくらいで、特に順位変動はありませんでした。前後が詰まっており、ミスをしたら大きく順位を落とすコースなので、丁寧に走ることを心掛けました。

ゴルフ場に戻ってくるところ、コントロールライン直前、ゴルフ場の出口、と3か所あるストレートでしっかり踏んで、25位くらいまで番手を上げました。

3周目、これまでと同じようにゴルフ場のカーブを曲がると、スリップして落車してしまいました。その後もちょくちょくミスをしてしまいかなり順位を落と、ライバルの浅田さんにも抜かれました。山の登りでもトラクションがかかりづらく、タイヤのノブに泥が詰まって滑りやすくなったのだと思いました。さらに、ペダルにも泥が詰まり、特に山を登り切ったあと再乗車でペダルがはまりづらくなり、下りでスピードを乗せられなくなりました。ということで、どこかのタイミングでリドレーに乗り換えることを決めたのですが、漕ぎだしが恐ろしく軽いキャニオンでできるだけ走りたかったので、もう1周はそのまま走ることにしました。

キヌさんにも抜かれた

ところが、4周目、疲れから路面の変化に気づかず、ゴルフ場で1回、山の根っこのセクション直後の乗車で1回、落車してしまいました。めちゃくちゃ抜かれました。キヌさんにも抜かれました。ミスしないことが一番大事なコースでミスを連発してしまいました。

前を追いかける

ピットでリドレーに乗り換えてから前を追いましたが、自転車が変わったことがよくなかったのか、なかなかリズムに乗れません。タイヤが新しく、マッド向けのものとなったことからミスはしなくなりましたが、前の選手になかなか追いつけませんでした。去年の美山では、ゴルフ場と山の下りというテクニカルセクションで追いついて、ストレートに出た瞬間踏んで抜かすというのを繰り返して、一番後ろから17位まで追い上げたのですが、今年はテクニカルセクションでむしろ前の選手に離され、ストレートでなんとか追いつくという形となっていました。結局そのまま大きな順位変動無く7周完走し、45位くらいかなと思ったらメカトラ等の人を何人か抜かしていたようで、37位でした。

テクニカルセクションではうまく走れず、リズムに乗れず、脚は疲れたけど心肺には余裕がある、なんとも不完全燃焼なレースとなってしまいました。

 

反省

まず、体調を崩したのが良くなかったです。1週間自転車に乗れなかったし、レースでも本調子で臨めませんでした。なんなら、体調崩しながら1時間雨の中走ったせいで、ブログを書いてる今、がっつり風邪をひいています。

走り方について、ミスをしないように走るのが大事とわかっていながら、何度も落車をしてしまったのは本当によくありませんでした。抜きどころ以外でも仕掛けてくる選手につられて焦ってしまったこと、シンプルに試走が足りず(特にキャニオンでゴルフ場の試走をしなかったのは論外でした)思っていたように走れなかったこと、クリートキャッチや乗車といった苦手としている基礎スキルの向上をサボっていたこと、等々が原因として挙げられます。

また、泥レースの経験が浅かったのもあるかもしれません。雨の中のレースは昨シーズンのマイアミと今シーズンの亘理のみで、刻々と変化する路面に最後まで対応できませんでした。

 

 

 

次は、再来週の琵琶湖グランプリ&WNPのJCX2連戦です。まずは体調を回復させて、照準を合わせてトレーニングしたいと思います。

全日本出場に必要なポイントがかなり怪しいのですが、AJOCCの選手ページで自分の過去のレースの結果を見たら、全シーズンびっくりするほどムラがあったので、今シーズンのこれまでの結果はあまり気にせず、切り替えていきたいです。

そして昇格

負けるわけにはいかんのじゃい、ということでE2で走る衣川です。果たして昇格できたのか…?土浦、桂川の2戦分のレースレポートです。

機材

自転車…TCX advanced pro grx組

前輪…XTRチューブラー、DUGAST. 1.70Bar  後輪…XTRチューブラー、DUGAST. 1.70Bar 

前日の体重…71kg

心機一転、今シーズンはレースバイクをギザロからGIANT TCXに変えた。とてもよく進む。中古の完成車で買ったのもあり、有線Di2にもなった。Di2にしてから明らかに変速回数が増えたのもよい。

タイヤも奮発してデュガスに。チューブラーを貼るのは手間ではあるが、リムセメントを何重にも塗り重ねる工程が、その手間ゆえに、何か良い結果をもたらしてくれるんじゃないかと思わせてくれる。「植物に優しい言葉をかけ続けるとよく育つ」、「水にありがとうと話しかけると美しい結晶になる」のと同じ原理である。

①土浦E2

土曜日は狩猟関係の用事があったので、前日試走なしの夜移動となった。土浦の一駅隣に住んでいる、KUCC同期の森の家に泊まらしてもらった。森家では美味しい麻婆豆腐をご馳走になったが、本気の麻婆ではなかったらしい。来年の土浦での前泊が楽しみだ。よく寝れた。

リザルト

ME2カテゴリー…4位

ラップタイム(8周)…4'54, 5'07, 5'22, 5'23, 5'14, 5'22, 5'27, 5'13

レースレポート

スタート

白樺湖5位のポイントのおかげで2列目スタートとなった。隣には、白樺湖では追いつけなかった今季同じくE2→E1の重田選手。最後尾にはJr上がりの平山選手がいる。この2人は自分より技術も脚もある。

ホールショットを狙っていたが、うまく1列目の隙間に入っていけず、おとなしく重田選手の後ろについた。最初のコーナーは3番手で入り、そのまま芝区間へ。

中盤

①確実に昇格したい

➁コース確認程度の試走しかできていない

③重田選手や平山選手にも勝ちたい

④スピードコースなのでミスすると先頭パックに戻れないかもしれない。

この4つの理由から消極的な走りとなった。先頭には一切出ず、2〜4番手をキープしながら、他の選手に牽いてもらう。3人パックになる時間も一瞬あったものの、途中からスローペース気味で、最終周回では先頭パックは6人になっていた。

終盤

陸上競技場に戻ってくるところでは3番手。前には予想通り重田選手と平山選手。コース後半の樹林コーナーで離され気味であることは、走りながら気づいていたが、ここに3番手入った時点で後の祭り。慌てて踏むも離されていき、膨らんでしまった最終コーナーで後ろの古山選手にインを刺され、思ったようにゴールスプリントも踏めず4位に終わった。

反省

消極的な走りだった。他の選手の脚を削っておきたいという思いから、ペースが緩んでも前にでなかった。ガンガン踏んで前を走ったら勝てたかというと、このコースでは微妙なところだが、少なくともE2の40分でやることではなかった。

また、パック走行が下手で、それほど恩恵を受けられてなかった。これは練習不足かつ今後も課題。ピットに入ってくれていた松井さんからも、その指摘を受けた。

次に、試走での考えが足りてない。抜ける場所のチェックや、逆にここ以降は抜けないなどの確認が甘かった。上記の通り、最終周回の陸上競技場に戻ってくる時に、無理にでも前に出ておく必要があった。

帰り

シマノドリンキングカーに乗せてもらい関西へ帰宅。案の定、終電間際の時間になり、大阪ではなく山科で降ろしてもらった(京都からは新快速の方が車よりも早い)。山科終電も4分前に駅に着くというギリギリで、なんとか終電に飛び乗り、深夜1時頃自宅についた。

おまけ①

最終コーナーで自分を抜いて3位になった古山選手とは、先日の亘理で話すことができた。シマノドリンキングの黒田さんの所属していた研究室の教授の息子という、絶妙な知り合いのつながりがあった笑。こうしてレースを通じて知り合いが増えていくのは嬉しい。知り合いと競えるレースは、誰も知らない人と走るレースの何倍も面白い。次E1で競う時が楽しみだ。

おまけ➁

土浦ではE4にKUCC同期の森とまっちゃんが出走した。まっちゃんは例のごとく招集が始まってから悠々とトイレに行き、スタートは最後尾に並んでいた。ゼッケン番号に囚われないその姿勢は、どこかかっこいい(?)。

E2には、KUCC後輩の"不死鳥"の通り名を持つ大林もいた。しかし、レース中その姿を見ることはなかった…。R.I.P.ゾンビ不死鳥のごとく舞い戻ってくるのを楽しみにしている。

 

桂川E2

ホーム関西シクロ、前回E1への昇格を決めたのもこの桂川だった。

やはり勝つには前日設営からである。雨のぱらつく中、くい打ちをおこなった。前日設営では、結果的にコースを1周ゆっくり歩くので、レイアウトやコーナーの細部やヒドゥン石まで頭に入れることができる。

前日試走の時間もたっぷりとれて、村田さんの後ろを走って、いろいろと教えてもらったり、西澤さんからポジションについてアドバイスをもらったりした。

リザルト

ME2カテゴリー…2位

ラップタイム(6周)…13'19(2周), 6'38, 6'22, 6'23, 6'28

レースレポート

スタート

人生初の一番ゼッケン。ホールショットを取るしかねぇと意気込んだものの、自檀地選手にホールショットは取られ、2位でグラウンド側を回る。

スタート直後

グラウンド側から2位で戻ってくる

川沿いに戻ってきて、最初の階段を乗車したところ、前輪を外して転倒。5人くらいに抜かれた。試走でもたまに失敗していたのに何故行けると思ったのか…。その後も、試走時に注意箇所とチェックしていたコーナーでスリップダウンし、順位を5~7位まで落としてしまった。

 

ちいかわシクロクロス
中盤

これは気負いすぎているかもしれないと一周目後半にしてようやく気づいた。そして、ここからはミスのない走り…もとい片足をついたり降車する走りに切り替えた。2周目のホームストレートで、ヴェロリアン松山所属の日野選手が最後尾から先頭まで上がってきて戦慄したが、その流れで自分も2位に浮上した。

中盤。W1や周回の人に追いつき始めた。
終盤

3位でも昇格だしな…なんてことが一瞬脳裏をよぎったが、そんな気持ちで走ったら負けるので、踏み続けた。そのおかげか、途中まで北桑田高校の高井選手がつかず離れつであったが、後半は離れてきた。

泥棒さんに「おかえり~」と言われたり、最終コーナー手前でコッシーさんとハイタッチしてゴール。無事E1に昇格することができた。

久しぶりの表彰台。表彰台は何度のってもよいものである。
おまけ①

桂川の入賞商品はレインボーたわしだった。正直見た目100均でも買えそうな"たわし"で、はちみつとかが良かったなあ~と思っていたが、使ってみるとタイヤについた泥がきれいに落ちて、色も可愛いので気に入っている。そして何より、今後もドロドロのシクロ後の洗車で、このたわしを使うたびに、今日のレースが思い出せるのがよい。

思ったよりも気持ちよく綺麗に泥が落とせたレインボーハブ毛たわし
おまけ②

サッカーユニフォームを着たおじさんがいたので、記念に写真を撮った。

サッカーユニフォーム同士、記念写真を撮った
おまけ③

後輩のタナシュンがE4からE3に昇格した。レース後は昇格祝いで、皆で回る寿司へ。隣町からレースの応援に来てくれた同期のﻣﺎﻳﻮ ﻛﺎﻭﺍغوﺗﺸـي(川口君)が奢ってくれた。

おわりに

北山杉レーシングのモットーといえば、『抜山蓋世』である(久しくチームの横断幕を見ていない気もするが)。

この横断幕は今どこにあるのか…。写真は去年の亘理。

抜山蓋世とは「山を抜き取るほどの力と、世をおおいつくすほどの気力があること。英雄豪傑の力と意気の形容。」である。この言葉を表すような走りをしたい。

 

2025-2026 JCX#2 御殿場シクロクロス Supported by 湘南 CX ME1

こんにちは、濱田です。昨シーズンにE1に昇格しかなり走れたのと、全日本は関西で行われるということで、今年はJCX遠征に出かけています。実は先週、亘理にも出場したのですが、試走でメカトラしてキヌさんに代輪をお借りしたのに、ドロドロのキャンバーをチャリを担いで走っただけで、チェーンが4回外れて60位という散々な結果だったので、レースレポートは省略します。ちなみにキヌさんは人間強度を発揮して26位でした。僕も人間強度を高めるべく、チャリを担いで生きていこうと思います。

記事内の写真はOBの寺本さんに撮影していただきました。

 

 

前日~会場まで

土曜日の朝大学のテストがあったので、テスト後に新幹線で御殿場へ行きました。どんなに急いでも前日試走には間に合わなかったので、翌朝早起きすることにしました。

夜はほうとうを食べました。料理が出てきたときは量が少なめな雰囲気だったのですが、鍋の中に無限に具が沈んでいてめちゃくちゃおなかいっぱいになりました。

宿に移動して、順番に風呂に入って、早めに就寝。のつもりだったのですが、折り悪く不眠症が発動してしまい、なかなか寝付けませんでした。結局、行政法の教科書を読んでいたら眠くなって寝られたのですが、トータルで4時間くらいの睡眠でした。レース前にこれはかなりつらいです。

 

当日

試走

朝試走では、コース全体の様子を確認したあとに、難しいポイントを練習しました。火山灰のセクションは、前日試走に行っていた西沢さんにラインを教えてもらいスムーズにクリアできました。ある程度コースの雰囲気がつかめたら、前の人を抜かすポイントを探しました。出走順がかなり後ろの方で、80%ルールもあるので、序盤から積極的に抜いて行かないと結果が出ないからです。

試走後昼試走までは、西沢さんのMM55のレースとピットスタッフをしました。

昼試走では、うまい人のラインをトレースしたり、朝試走で見つけたラインが使えるか試してみたりしました。御殿場は縦の動きが多く、走っていてとても楽しいコースなのですが、道幅がせまいところがほとんどで、かなり強引な抜き方になってしまうな、と思いました。あと、ちょうど川村さんの後ろを走るタイミングが合ったのでついて行こうとしたのですが、1セクションで一瞬でちぎられてしまい、その後もどんどん差が広がってしまいました。関西トップ選手との差の大きさを実感しました。

 

レース(45位/94人 47%)

ゼッケンは63番、亘理の失態(60位)を昨シーズンのきらら浜(20位)でカバーしている形です。スタートは 左カーブ → 右カーブ → 左カーブ → 直登 だったので左右どっちに並ぶか悩んでいましたが、僕より前にDNSが1人もおらず、2列しか余っていなかったので、より端に近い左側に並びました。スタート前のこの時間はいつも緊張します。

左端をキープ

スタート、クリートキャッチがへたくそなので若干出遅れましたが、重めのギアにセットしていたのでガシガシ踏んで追いつきます。左カーブ直後、僕から見て右前方で落車か何かのトラブルがあったので左側をパスしていきます。その後直登に向かったところ、上のほうが詰まっていて人が降ってくるのが見えました。すぐに降車し、前方のスペースを確保するために、横から邪魔されないようコーステープギリギリを走りました。すると、曲がり角でコーステープを飛び越えショートカット()した選手に抜かされました。前が詰まっていて焦る気持ちは痛いほどわかりますが、みんな秩序を保つためルールを守ってコース内で待っています。順位1つしか変わらないとはいえ、こういう選手がいるととても残念な気持ちになります。

閑話休題。その後も大人数が狭いコース内を我先にと駆け抜ける状態の中、意外とうまく立ち回ることができ、全体が落ち着いたころには40番くらいの位置に来れました。ゼッケン番号と序盤のカオスを踏まえればかなりうまくいったスタートでした。

 

1周目が終わるころに、笛木さんの2つ後ろという位置に来れました。笛木さんは関西でシングルリザルト常連の選手なので、頑張ってついて行ってラインを盗ませてもらおうと思って走りました。順調について行っていたのですが、1つ目の火山灰セクションで僕と笛木さんの間にいた選手が突然前転し、そこに突っ込んで僕も落車してしまいました。火山灰の出口で2本目のラインを見つけていたので、そこで抜こうと車間を詰めすぎたのが仇となりました。(さほど難しくもないセクションだったのですが、、、)

落車から復帰するころには7~8人に抜かれてしまったのですが、今度は数人前に村田さんがいました。村田さんは関西で何度も表彰台に上る実力者で、特に美山や御殿場のようなコースの抜きどころでしっかり前の人を抜くのが上手いイメージだったので、なんとかついて行こうと思いました。ただ、抜きどころの少ないコースなので、周回の後半まで順位変動はありませんでした。周回最後に追いつこうと、階段を駆け上がり、グラウンドでガシガシ踏んだところ、追いつく直前に肺活の限界が来てしまい、全く踏めなくなりました

力尽きて次々と抜かされる

地獄の1周が始まりました。出力が出ないので最初の直登も登れず、その後のアップではどんどん抜かれてしまいました。15人くらいに抜かれた気がします。一瞬、レースをあきらめかけたのですが、とりあえずやれるところまでやろうと思って走り続けました。御殿場の、テクニカルセクションでは抜かされる心配が少なく、そこまで出力を出さなくてよいレイアウトにここでは助けられました。レースが壊れない程度のスピードは維持しつつ、速く走ることよりも呼吸を整えることに集中して、コントロールラインに戻ってくる頃には、なんとかまともに走れる程度には回復できました。

このとき、応援の人から聞いた順位が55-60番くらいで、ひとまずポイントが取れそうなことには安心しました。そして、1人抜いたら1ポイント、前の人が1ポイントだ、という気持ちで、前の1周で抜かされた人たちを抜き返せるように走りました。シングルトラックではミスしないように意識しつつ、最速のラインを丁寧にトレースして前の人に追いつき、道幅が広がった瞬間に、辛いながらも頑張って踏んで1人ずつ抜かしていきました。周囲の選手も80%を意識して踏みすぎたのか、ペースが落ちてきた気がしたので、その隙をつくつもりで頑張りました。

落ち着いて巻き返す

復活後の1周で5-6人くらい抜き、5周回目に入りました。実況から聞こえるたつーみの位置からすると、この周回でラップアウトされそうだと思ったので、残る気力をすべて出し切るつもりで走りました。直登後の登りのセクションで1人抜き、林間セクションを抜けた後のダートでも2-3人抜き、シングルトラックに入るまで踏み続けました。このタイミングで、1つ前の選手まではかなり間が空いていたのですが、すぐ後ろに1人選手がおり、焦ってミスするよりも、確実に今の位置を守るほうがメリットが大きいと考えました。抜きどころでは逆に抜かされないようにしっかり踏んで、後ろの選手のラインをふさぐ形で走りました。しかし、シケイン手前の下りの道で、狭い隙間から抜かされてしまいました。この区間は僕も抜きどころの候補に挙げていましたが、道幅がそこまで広くない割にスピードが乗ってしまうので、危険だと判断したところでした。勝負所でリスクを取って抜かせるスキルはすごいと思いました。ところが、スピードが乗りすぎたのか、その直後のシケインで僕を抜かした選手が急減速し、ゆっくりシケインを超えていたので、いつも通りスムーズにシケインを超えて抜かし返しました。その後は抜かしようのないシングルトラックが続くので、ミスだけはしないように気を付けて走ると、80%カットされました。結果は45位と何とも言えないものでした。

 

レースの反省

レース後、顔が笑っていない(右)

スタートはうまくいったのですが、その後前の選手のミスに巻き込まれて順位を落としてしまったのは大反省です。オーバーテイクが少ないセクションなら、前の選手に引っ付くよりも、前の選手と車間を取ってミスに巻き込まれない方が重要であるはずなのに、レースに焦るあまり、落ち着いた判断ができませんでした。

また、その後前に追いつくために一生懸命踏めたのはよかったのですが、一生懸命すぎてワークアウトしてしまいました。シンプルに走力が不足している点、自らの走力を把握せずにオーバーペースとなってしまった点、が反省すべきポイントです。80%カットされるJCXレースということで序盤で力を使い切りたかったのですが、やりすぎだったと思います。JCXという舞台は自分にはまだ早いし、今の実力でJCXを走ろうとするならばJCXの走り方を身につけなくては戦っていけないと思いました。

その後、うまくリカバリーしてレースをまとめたのは今回のレースで一番評価できるポイントだと思います。先週の亘理はチェーンが外れてそのままずるずると順位を落とすだけでした。今週はゴール直後に辛すぎてトイレで吐いてしまったのですが、逆に言うとそこまで自分を追い込めたということで、頑張れたかなと思います。

ただ、やっぱり悔しいものは悔しいです。一緒に遠征に行った人たちの中ではビリだったし、得意なはずのコースで思ったよりも順位が取れず、特に去年はいつも勝っていた松井さんや加藤さんに2連敗したのが、本当に悔しかったです。今年は去年よりも勉強で忙しいという側面はあるとはいえ、安易な言い訳に逃げずにトレーニングをする時間を確保して、強くなろうと思いました。

 

レース後~

ブロンコビリーのサラダバーで生タマネギをドカ食いしたら、めちゃくちゃ気持ち悪くなりました。ゲロった後にすることでは絶対になかったです。

その後は西沢さんと村田さんの運転で高速で京都まで帰りました。実家の近くまで送っていただいて本当にありがたかったです。

来週の美山は得意なコースなので、そろそろ納得のいく走りをしたいです。シクロクロスの走り方を思い出すきっかけとできたらいいなと思っています。

 

そして降格

こんにちは。ついに30歳になった衣川です。何事もjust do itで進めていきたいですね。

既に先日の白樺湖を走ってはいるのですが、昨シーズンの振り返りと、今シーズンの抱負をまとめます。

■24-25シーズン振り返り

2024-2025シクロクロスシリーズを終えて、E1からE2に降格することになった。

・24-25成績

昨シーズンは合計8戦(内jcx4戦)走った。

①jcx東北亘理ME1-55位(78%)5pt

➁関クロ美山E1-36位(57%)15pt

③jcx琵琶湖GPME1-49位(70%)11pt

④関クロマキノE1-39位(62%)12pt

⑤関クロマイアミE1-53位(72%)1pt

⑥関クロ二色浜E1-69位(90%)0pt

⑦jcx東北蔵王ME1-45位(80%)15pt

⑧jcx山口きらら浜ME1-31位(51%)29pt

※写真は二色浜で両脚前後が攣った時。死にかけのゴキブリみたいだったと言われた。

 

改めて振り返ると、どれもぱっとしない成績だ。順位は悪くても、面白かったレースや思い出深いレースはもちろんあるのだが、それは別の話。

8戦も出て、降格するということはその程度の実力ということ。シンプルにE2から鍛え直そうと思う。E2で優勝できるくらいの走力があって、E1のスタートラインに立てるのだ。

・25-26シーズンに向けて

シーズン最速昇格を目指すべく、先日の長野県白樺湖E2を走ったが5位だった。E1への昇格はまだ遠い。

※写真は大阪から白樺湖まで5人5台をすし詰めで乗せていったセトカー。シクロクロッサーなので、車の空気圧もちゃんと管理する(タイヤがサスペンション)。

 

2戦目は明日の土浦、3戦目は関クロ桂川、4戦目は亘理を予定している。今年の全日本選手権は地元関西で行われることから、何としてもME1で走りたい(出て終わりでいいんですか?という問いは置いといて)。そのためには最低でも桂川までには昇格して、jcx亘理はE1で走ってポイントを得なければと、既に焦りがある。この余裕のない感じが逆に新鮮でよい。レースでも、昨年のE1の後ろの方では、どうせ渋滞するからぼちぼち上げていくかみたいな走りばかりしていたが、E2はそんなこと言っていたらレースが終わるので、はじめから余裕なくガツガツ走らなければならないのを、白樺湖E2で思い出した。

レーニングにも身が入り、社会人になってからの4年間の中では、最も走っている。実感としても良く、走力の現在地を確かめるに走った大学近くの峠(山中越え)のタイムは、5年前のベスト15'14"に近い15'27"がでている。

カテゴリーが落ちたことで走力が上がっている。このままE1、そして全日本まで突き抜けていきたい(まずはE2で勝てという話ではあるが)。

 

・関西で走る北山杉レーシングのチームメイトについて※写真は直近のものから適当に選びました。

【E1の人達】

笛木…アメリカのレースを体験してきた笛木の走りは楽しみだ。昨年までも安定して上位を走っていたが、今年はどうだろうか。

加藤…加藤は全然トレーニングしていないようにみえて、常に安定した走りをする。特に後半強い。同じタイミングでシクロを始め、同じタイミングで昇格していったゆえに負けたくない相手である。

岡本君…東京のブラックコンサルで削られ続けているが、フットワークが1番軽く、頻繁に関西シクロにいる。実は同回なのでこちらも負けたくない。

濱田…昨シーズン早々に昇格し、昇格後一発目のレースから前を走っている。普通に上手くて速い。流石MTBを背景に持つだけある。学業が忙しそうな今シーズンはどうだろうか。

浅田…自分と入れ替わるように昨シーズン最終レースで昇格していった。白樺湖E1も、先日一緒に走った山中も、素晴らしい走りで今シーズン期待。

井上…未来のマチューを育てるため(父親になったので)、今シーズンは子育てに専念するそうだ。

【E2〜の人達】

大林…白樺湖で白黒つける予定だったがdns。先日の御嶽山OBOGランからずっと体調が悪く、何かに憑かれたかもしれないとのこと。「まずお祓いに行って、自転車には御札を貼りまくり、ボトルには勾玉の入った波動水しか飲まない」ことで軸のブレない強い走りで戻って来るらしいが…。スピリチュアル系シクロライダーの先駆けになれるか?。

宮内…今シーズン北山杉レーシングメンバーの中で、最もトレーニングしている人の1人。勢いがある。ともに昇格したい。

セトおじ…もっとも成長株(お腹が)。今年から関西に戻ってきたので、東京で拵えたその脂肪を燃やそう!

他にも木場、坪川、東京の松谷、森、山啓、山本さん、ブラジルの戸上などなど、機会があればまた一緒に走りたい。

【チームは違うけどシクロを走るKUCCOB】

川村さんが上位で走り続けることで、そこを目指せる。松井さんは走りでも、シクロ前泊の時もお世話になっている。15年後、松井さんのような走りが自分もできるだろうか。シクロで知り合うことになったOBの稲益さんや澤田さんも同じレースだと勝ちたくなる。ヒサさんの運営は何事もスマートで、選手としても設営の手伝いをするスタッフとしても、とてもやりやすい。

 

さて、明日の土浦が楽しみだ。「負けるわけにはいかんのじゃい」で走りたい。

USCX#1 Blue Ridge GO Cross レースレポート

Hi! 仕事でアメリカに来ている笛木16です。仕事です。
先週末のUSCXシリーズ第1戦、UCI-Class 1 Blue ridge GO Crossに参加してきました。
場所は Roanoke, Virginia です。


格付け

日本のシクロクロスには存在しないUCI-Class1レース。ChatGPTによれば下記のような違いがあるらしい。

  • C1(Class 1):世界ランキングに反映されるポイントが高く、プロ選手や国際レベルの選手も多く参加する大会。

  • C2(Class 2):C1より格下で、付与されるポイントは少なめ。地域レベルの選手が多く出場。

  • ワールドカップUCI-C1のさらに上位に位置するシリーズ戦で、世界中のトップ選手が参戦。

今回で言うと賞金は20位まで(最低55ドル、なおエントリーは85ドル)、UCIポイントは15位まで。正直さすがにそのくらいもらえるだろうと思っていた。

 


第1章 会場まで

ライセンス峠 100km 1500up

どうやらUCI国際ライセンスが必要らしい。もちろん持っていないし、このレースの存在を知ったのは開催する週の月曜夜。

「ナシでなんとかならないかな」と主催者にメール → 「ライセンスコントロールで提示してね」と型通りの回答。

ダメもとで急きょJCFに新規発行依頼。無理をお願いして至急eライセンスを送ってもらいました。
(もし読んでいたら、その節はありがとうございました…本当に助かりました)

結局、現地でライセンスを確認されることはなく、名前を聞かれてゼッケンを渡されたのみ。


チャリが届かない峠 20km 2000up

詳細は割愛するものの、出張先に着いた時点ではチャリが届かず。
デルタ航空とそこそこ揉めた挙句翌日にホテルまで配送してもらって事なきを得るも、生き別れになりかけて冷や汗。国内線の乗り継ぎで「制度が変わって入国時に受け取らなくてよくなった」と言われたのに、結局乗り継ぎ空港にデポられていた。たぶんOversizeの扱いがあやふやなままなんだろう。アメリカという国の何かが垣間見えてよい勉強になった。
EVOCのバイクバッグが良い仕事をしてくれたのか、幸い機材にトラブルはなかった。


400マイルドライブ 650km ??up

出張先から会場までは400マイル(SI単位系に移行しなさい、まずはそれからだ)。
車で6時間、レースは16時出走と遅めだしどうせ時差ボケで4時には目が覚めていたので、当日朝5時発に決定。

ちなみに時差ボケの長距離運転にはスバル・フォレスターが大正解だった。レンタカーいろいろ選べたので本当はクソデカアメ車にしてもよかったけれど、快適性重視でスバル車。ちなみにガソリンは3ドル/ガロン(SI単位(略) 120円/L)。休憩を挟みつつ、昼前には会場着。

新型フォレスター、たぶんターボではない。

会場の雰囲気は、にぎやかめの関西クロスといった感じ。ブースやキッチンカーも充実。駐車場はもちろん有り余るスペースが確保されていた。
若干懸念していた受付は名前を聞かれただけでライセンス確認はなし。ゼッケンのピンが全部曲がっていて取り付けに苦労したので、これは日本から持参が吉でした。


第3章 機材と準備

バイク
CANYON INFLITE(SLXじゃないほうの紐引き)。
5年乗ったメルクスを後輩に譲って、今シーズンからはインフライトに。
2台同じフレームが手に入り、パーツが安定して手に入るのが決め手。ちなみに乗りやすさは抜群で、試走が初ライドだったけどすぐに動きを理解できた。

ホイール
本当は2軍TLを持参するつもりだったけれど、UCI認証がきわどかったので急きょTUを持参。タイヤも貼れていなかったので昨季の残りものをとりあえず。

  • 前輪:メイガヤ手組みアルミTU + Dugast Typhoon

  • 後輪:Bora One TU(TUFO PRIMUS)

試走
公式試走は前日金曜午後と当日昼の20分のみ。
ただ、他レースの最終ラップ中に試走するのもOKでゆるい感じ。30℃超えの暑さもあって、当日昼試走2周で十分だった。

コースは幕張から忍者返しを抜いてフライオーバーと人工砂セクションを追加した感じ。ダイナミックで大陸のシクロクロスを感じた。テクニカル要素はないけれどスピードコントロールがとにかく問われる感じ。
セッティングは前後1.5 barに決定。本当はシラクEdgeがベストだなあと思いつつ、持っていないものは仕方がない。ちなみに会場ではパナレーサーのグラキンをよく見かけた(というか下位カテゴリーはグラベルバイクがかなり目立った)。

日本ほど蒸し暑くはないけれど、気温は気温なので暑い。アップは軽めにして大量の水分を摂ってコールアップへ。


第4章 レース本番

出走は25人(24人?)。ゼッケン15番で2列目。
たぶん最前列はプロだったんだろうけど、顔と名前が一致せず、正直よくわからない。

ちなみに現地のポッドキャストでは、直前こんな話題で盛り上がっていたらしい。
「日本からエントリーしてるこのFuekiって選手、いったい何者だ?ヨーロッパのレース走った形跡もないぞ?でもRace Predictorでは8番手につけてるじゃないか」

どうやら数年前の全日本とUCI烏丸半島だけがCycrocross24.comに反映されているせいで成績が上ブレ、ダークホース扱いされていたらしい。

スタートはUCIらしく舗装路。しかしクリートキャッチをミスして出遅れ、ほぼ最後尾へ。コースが広い分速度域はかなり高め、よって抜くラインも脚もなくこの時点で15位のポイント圏は絶望的。せめて賞金圏内の20位を狙って詰めていくも前との差は縮まらず、後ろもついてこず、絶望の一人旅が始まった。
平坦コースでこれは致命的。そして序盤で脚を使いすぎたせいかヒートアップしてしまい、踏めなくなってズルズル後退。後ろのパックに飲まれ、しょうもないコーナーで抜かれる展開。ボトルの水を飲むだけでなく、かけて冷やせばよかったかもしれない。
4?5?周を終えた時点で80%ルールにより足切り。ビリから3番目のリザルト。

賞金もポイントもなく、なんかなあと思っていたらビリから2番目の選手が声をかけてくれて、おしゃべりしながらクールダウン。30手前ながら海軍兵学校労働経済学の教授をしているらしく、日本の労働環境についてあれこれと質問された。いろいろ鋭そうな質問をくれたし日本の労働文化にも詳しかったけれど、自転車乗りに聞くのがそもそも間違っているということは気づいていたのだろうか。


まとめ

結果は惨敗。UCIポイントは甘くなかったし、何よりアメリカ人は体がでかいのでパワーの絶対値が違った。軽さはあったから登りで詰めることはできたけれど、平坦の踏みこみと下りの加速に歯が立たなかった。

日本で走っていると大体いつも同じ顔触れで似たようなリザルトなので、自分の実力を知るには良い経験になったと思う。

 


おまけ 栄養補給

アメリカでは、穀物は牛に食わせるものである。中華にでも行かない限り、外食で自転車乗りが求める量の穀物を摂取するのは不可能に近い。かといってスーパーに行ってもぱさぱさで消化されなさそうなパンが売っているくらいで、日本のおにぎりのありがたみが身に染みた。
そこで導入されたのが無限バナナ。おいしくて、口の中の水分も持っていかれず、消化も悪くないし、安い。たぶん1本100kcalくらいだろうから、レース前に7-8本食べておけば十分と判断した。実際ハンガーノックにはならなかった。ちなみに現地民は出走前にカラフルな色のジェルを吸っていた。