北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

【GoldenCheetah入門】TSSの手動入力方法

 こんにちは.FTPが上がって調子に乗っている笛木16です.

 唐突ですが,GoldenCheetahの使い方記事を書きます.

 内容はずばり「任意のTSSを自分で入力するには?」です.

 私は主にシクロ(パワメ有)とMTB(パワメ無)に乗っていて,後者でトレイルに行ったりするとなかなか疲れが貯まります.頻度も多く,そのTSBに与える影響は無視するには小さすぎるのです.
 ということでせめてシクロで同じ峠を登ったときのTSSを入力できないか?と調べてみたところ,日本語の情報はおろか英語でも見つからず.
 結局自分でソフトをいじって解決したのですが,これはTSSの囚人のみなさま向けにまとめておこうという今回の記事です.

超初心者向けの前置き~GoldenCheetahって?PMCって?~

※知ってる人は次のセクションにワープしてください.

 GoldenCheetahとは,パワーメーターのデータを解析するソフトです.TrainingpeaksやStravaと違い,無料で使えるのがいいところ.お試し版のような中途半端な解析機能ではなく,使いこなせばおそらく何でもできます.
 一方で,使いやすさはまずまずといったところ,トリセツがあるわけでも充実したFAQがあるわけでもなく,すべての機能を使いこなせている方は少ないのではないでしょうか.偉そうに記事なんぞ書いている私も,PMCとCP図の描画以外の機能は正直使いこなせていません.

 さて,今回の記事の目的は,PMC描画によるTSBの管理です.つまり,疲れ度合いをパワーデータを用いて数値化し,オーバートレーニングを防止することです(TSBの使い方は人それぞれだと思いますが,私はそんな使い方をしています).このへんの説明は他の記事に譲ります.

TSS入力方法

 というわけで本題に移りますが,簡単すぎて記事にするまでもない(から見つからなかった)ような手順です.文字で書くと

Activities>該当アクティビティ選択>Details>Metric

で,「BikeStress」の項目に✓を入れます.すると横に入力BOXが発生するので,そちらに入力.はい完了.BikescoreTMが何を意味しているのかよくわからないのですが,パワーメーターをつけた場合を参考に,ひとまずBikeStressと同じ値を入れています.意味を知ってる人はこっそり教えてください.

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 こんな簡単なのに,なんで気づかなかったんでしょう.過去のアクティビティ全部をこうやって編集した結果,TSBの値と自分の感覚がより一致するようになったように感じます.TSBはアテにならんわという方も,試してみる価値はあるかもしれません.

メモリアルCX レースレポート

すくみずログで褒められて調子に乗っている笛木16です.

メモリアルクロス(120分耐久ソロ)に参加してきました.

KUCC現役は私だけ,午後は川村さんとデュエットのレースになりました.

リザルト

 今回の目標は「川村さんに勝つ」だった.

 KUCC現役,耐久レースなら若さで押し切れるのではないか?と.

 結果は4スティントで1勝3敗,フィジカルの差を痛感した2位.合計で1分程度ついたタイム差はほとんど午前中のものだったので,ペーシングが今後の課題と言える.

 概要

 リザルトの補足のために簡単に記すと,今年(といってもその前を知らないが)のメモリアルクロス120分耐久は30分×4スティント.午前と午後に2本ずつ行われた.詳しい説明はすくみずログを参照されたい.

試走&朝の準備

 コースを覚えるのは難しくなく,前日試走は軽く流すにとどめた.

 当日試走はウォーミングアップを兼ねて4-5周ほど.前日までの雨も予想通りかなり乾いており,走りやすくなっていた.一方でコーナーは泥っぽくなっていて,速度コントロールが問われる感じだった.

 また今回は,数年前に(ツアーで)モンベルからサポートを頂いたソロテントを張ってみた.輪行袋を被って着替える必要もなくなり,風もしのげて非常にQOLが高かった.

第1スティント

 第1スティントだけは「勝手にシード」してもらって最前列からのスタート.初めて最前列で走った.川村さんとかストラーダの篁さんとか織田さんがグイグイ踏んでいって,貧脚の私はソッコー後ろへ.

 とはいえこれはいつもの展開,落ち着いて追いかける.ほどなくして川村さん,私,けーなかさん等でパックになった.ペースがわからなかったのか牽制し合っていたのか,ゆるゆる回して喋りながら走った.

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のんびり走る場面も多かった(これは第3スティント).photo by 野中ヒデトさん

 これでいいんか?うーん,午後で勝負すればいいかと思っていたら,川村さんが3周目くらいで抜け出す.追いかけるが,速い.ああ今日は勝てるかと思っていたけど無理か,フィジカルが違うわ,と.耐久なら勝てるとかそういうことじゃねンだわ,と.午後で勝負なんて甘っちょろいことを考えたのが浅はかだった.

 ここで(諦めて)練習モードに切り替えて,コーナリングやライン取りを意識しながら残りをこなす.ずっと2位だったが,最後ボケっと走ってたら織田さんに刺されて3着でフィニッシュ.終わってすぐウイダーを半分摂取.

第2スティント

 第1スティント後20-30分ですぐに第2スティント.ここからはスタート位置は早い者勝ちで,ゆっくり行ったらもうかなり埋まっていた.川村さんはさらにゆっくり来たようで,最後尾くらいのスタートだったらしい(後日談).ぜんぜん来ないのでDNFか??とか勝手に思っていたが,2周目くらいで爆速で追い付いてきてビビった.これが王者の余裕ってやつですかね.どう考えても遅い,親子シケインの低い方選んで跳んでたし.

 実は2周目の記憶はほとんどない.キャンバーセクションのライン取りを,川村さんを真似して斜めに変えたくらい.勝てないことがわかるとここまで萎えるのか.たぶん2着でゴール.終わってすぐにおにぎり1合とバナナ2本,プロテインクリーム玄米ブランウイダーの残りを摂取.

昼の空き時間

ラ・ムー観光.

第3スティント

 第2スティントが終わったのが10時半くらいで,13時に第3スティント.織田さんはスプリントにも出ていたようで,体力がすごい.

 実は第3スティントが一番楽しかった.川村さんの後ろについてずっと走っていた.この段階で累積タイム差は1分近くあってリザルトで勝てないのはわかっていたので,もうこれは楽しみにいくしかないだろうと.後先考えずに踏んでもいいし,失敗を恐れずひたすら彼のラインをトレースしてもよい.バイクの倒し方も真似してみた.ジオメトリも体重も違う以上真似してハマるわけでもないが,勉強にはなった.

 周回を重ねても意外と千切られず,30秒程度を残して7周目に突入.せっかくだからと勝負することを決意.ゴールスプリントにはなるだろう.引いてもらい続けるのも格好悪いので前に出...させてくれない.やっぱフィジカルの差がすごい.

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ちょっとしたコーナーとかでもじりじり離されるから,追い付くのに必死.


 後ろから様子を窺っていたところで,川村さんがスリップ.ギアをあと1枚落としておけば刺せた...が失敗.次はどこで刺そうかな,とずっと前を伺いながら,後ろで脚を温存する.川村さんは肩幅があるから,後ろはとても楽である.しかし川村さんは強いので,やっぱり前には出られない.シケイン後のうずまきセクションでちょっと離されて,踏み直し追いついて,ステップに差し掛かる.川村さんは跳べるが僕は降りるので,実は毎周回ここで差を広げられていた.しかしこのタイミングで,川村さんが前転落車(何があったんだろう).

 

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左端が川村さん.顔面デュクシの瞬間.


 あららと思いながら追い抜いて,そのままゴール.実力で勝ったわけでもなく,しかし観客はよくやったと言ってくれてしまうので,なんとも言えない気持ちであった.こういう下剋上が起こってしまうのも,シクロクロスという競技の性格なんでしょうか.結果はともかく,この駆け引きは本当に楽しかった.

第4スティント

 引いてもらってばかりでは格好悪いなあということで,序盤は私が前を引く.やっぱり前はしんどい.疲れが出てきたのか中盤で川村さんに前を許し,その後は数秒の差でずっと追いかける.途中何度も追いついたけど,そのたびにちょっとしたところ(シケインとかコーナーとか)で再度離される.終盤は8秒まで差を広げられ,2位でフィニッシュ.踏み直すフィジカルがなかっただけといえばそれまでだけど,細かいコーナーの速度域で差がついていたのもまた事実.

まとめ

 これで私の初シーズンは終了です.どっぷりCXの沼に引きずり込まれました.

 今回の川村さんに勝つという目標を達成したかと言われると,うーん,そもそも目標が間違っていましたね.フィジカルが違う.リザルトで仮に勝っても,たぶん全部引いてもらっていたはず.曰く「スマートトレーナーは換金性が高いから,適当に買っても大丈夫」だそうなので,バイト頑張ります.あと修論の進捗を夏の間に産んでおきます.

 ともあれ,今回はとてもいい練習になりました.あとは,けーなかさんとかいろんな人と話して仲良くなれたのが良かったと思っています.競技を突き詰めるだけじゃなくて,KUCC以外の人とたくさん関われるのもシクロクロスの魅力の一つでしょう.

関西シクロクロス2020-21最終戦堺浜 C1

Chao!好きな食べ物はスイカ🍉の衣川15です。

 

庭にある3m×3mくらいの畑で野菜を育てているのですが、先日カブを収穫したことで畝が一つあき、次何を育てようか考え中です。スイカにするか...サツマイモやトウモロコシもいいなと目移りします。ちなみに他の畝にはパクチーとエンドウ豆とネギと玉ねぎが植わってます。

 

さて関西シクロ2020-2021最終戦堺浜のレースレポートです。

 

リザルト

C1 10/43位(24%) +3:08

ラップ(3周目~18:59, 6:19, 6:16, 6:24, 6:19, 6:35, 6:28, 6:15)

マキノ2日目の25%に次ぐ最高順位!コースが広くてテクニカルじゃないと良い順位になる(それでいいのか?)。

加藤に勝てたのは良かった。今シーズンは2勝9敗。来シーズンまでに体力テクニックともに鍛えなおして常勝したい。

 

機材

CX KONA

前輪 アルテハブと謎リム手組チューブラーホイール、タイヤはSCHWALBEの砂

後輪 DURAチューブラーホイールC35と、タイヤはMichelinのノーマル

空気圧は気持ち高め。試走した時はロードでも行けるんじゃないかと思った。

 

チューブラーはパンクの心配せずに気持ちよく乗れるけど、来シーズンにまたタイヤを貼りなおすのが面倒だなともう思ってる。

 

試走

前日試走

1周したところで松井さん(昔C1上位を走っていたKUCCの先輩)が走り出そうとしていたので挨拶してついていった。

松井さん「設営者情報やけど、最初のスラロームは降りた方が実は速いよ」

そしてそのスラロームに差し掛かった時  シュババ‼‼ と降りて走り始めたが...急に立ち止まった。

松井さん「あれ?なんかポケットから落ちた?いや、違うわ脚が杭に当たったんか?」

気を取り直して走り始めたが50mほど走ったところで、松井さんは脚に違和感を感じて、距離を測ってるガーミンを自分に託し、スタート地点に戻っていった。代わりに距離を測ってスタート地点に着くと、脚をさすりながら松井さんが待っていた。翌日聞いたところ肉離れしていたらしい(脚を引きずりながらスタッフしてた)。C1トップを走っていたころのイメージに体がついてこなかったのだろう。

 

KUCCからは他に川村さんと笛木とセトと稲益さんが試走に来ていた。稲益さんは花背の記録(18分くらい)で名前は見たことはあったが、会うのは初めてだった。川村さんにいろいろラインどりなど教えてもらいながら、みんなで喋りながら楽しく試走した。

 

大林も試走に来るはずだったが、お昼ご飯に天婦羅を食べてお腹いっぱいになってモチベがなくなったらしい。

 

当日昼試走

2周して終わり。最初のスラロームは杭が移動して超絶簡単になってた。試走のあとセト達と隣のグランドでフリスビーで遊んだ。C2の2人はアップせずにフリスビーで遊んでいたが大丈夫だったのか?

 

他カテゴリー

C4では稲益さんが他を圧倒して優勝してた。

C2ではセトが序盤のコーナーを15位くらいで通過したが、その後ピットに入ってしまう小ネタを挟んで順位を落としていた(接触して杭をよけようとしたらしい)。俊ちゃんはニコニコ陽気なサイクリング(遅い)をしていた。

 

レースレポート

スタート

目の前には加藤、川村さん、横には笛木やいけっちがいた。微妙にクリートキャッチミスして出遅れ、コーナーで肥後選手にぶつかったりしたが20位くらいでスタート。今回は笑顔で走ることを心掛けた。

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笑顔で走れてる頃

 

序盤

1周目小さなステップ前で、いきなり脚が攣った。これは良くないと思い、踏まずに前にぴったりついて脚の回復を待った。1周目の後半でチェーン落ちしてる加藤を抜き、その後彼を見ることは無かった。2周目はずっとパナソニックサイクルテックの中西さんの後ろにつき、レース中だったが「今週末御社の面接を受ける衣川です!」(中西さんの車載動画20分頃に録音されてる)と挨拶して、3周目の途中まで引いてもらった。自分がほとんど引かなかったので面接は落ちたかもしれない。

 

中盤~後半

いつもと違い、序盤踏まなかったことが功を奏したのか、少しずつ順位を上げ、一時は肥後選手が見える7,8位にまであがった。が、ここからはいつも通りで少しずつペースが落ち、残り3周くらいで笛木に抜かれ、花金に抜かれ、岸君に抜かれ、篁さんに抜かれ10位でゴールした。

元気なうちは綺麗に曲がれていたコーナーやスラロームが徐々に下手になって、他の選手に遅れをとっていた。ただ一度も転ばなかったのは良かった。希望が丘で感じたことで、レース中3回くらいは転んでもペースに影響はないが、4,5回目くらいから復活できなくなる。ペースとテクニックの配分はコースによって変わる。

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花金の後ろを走る。脚が攣りかえしてきて笑顔どころではない。

 

まとめ

ゴールして篁さんとタッチした、それが「ああシクロを始めてよかったな」と思った瞬間だった。篁さんとは一昨年紀ノ川で同じタイミングでC3からC2に昇格して、今年もずっと同じくらいの位置で戦ってきた。最後は1秒差で負けてしまったがタッチした瞬間、今年のレースが走馬灯のように頭に流れてきてとても気持ちよかった。

KUCCはもちろん一緒に走る人がたくさんいてよかった。

 

 

関西シクロがコロナの中でもたくさん開催してくれたのは本当にありがたい。来年もたくさん走りたい。それではChao!

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ゴール直後、篁さんとタッチしたところ

 

 

 

20-21関西CX#12 堺浜C1 レースレポート

 記憶が新しいうちに笛木16のレースレポートです.

 最終戦堺浜はフィジカルがものをいうコースになりましたが,楽しめましたか?

 まず最初にお礼を申し上げます.多くの方の熱意と労力のおかげで,私は今シーズンのレースを楽しむことができました.関西シクロの開催自体が,今シーズンを通して大変なことだったのでしょう.特に今回はなおのこと,緊急事態宣言下にありながらも開催に漕ぎつけてくださった実行委員会の方々や会場を提供してくださった自治体の方など,みなさまのおかげで成り立ったレースだったのだろうと推測しています.ブログで言うのもちょっと変ですが,本当にありがとうございました.

 では,レポートです.

リザルト

7位/43人出走 17%

 前回と同じ7位.

 たらればの反省は無限にあるけれど,これが今シーズンの実力ということ.終盤の粘りが強いのはなんとなくわかっていたので,そういう作戦を持って着実に実行できたのは良い成果だった.

前日試走

 12年ぶりの開催,Youtubeでイメージをつけることもできず,ネトストしてもほとんど情報が出てこなかったコース.わくわくして会場入りしてみると,テクニカルな木の根etc.が一切ない高速コースだった.直前1週間のTSSが控えめになっていたので,そこは運がよかった.1周走ってみるとなんだ簡単じゃんと思ったが,速度域を上げて走ってみるといろいろ頭を使うところがあった(企業秘密)(言語化が面倒なだけ).

 途中からはスクミズさん,キヌさん,私の3人でのんびり試走.大先輩の後ろで勉強させてもらった.うっかりキヌさんとバトルして謎に脚を使ってしまったが,楽しかったのでよしとする.

レース運び

 意外と走ってしまった分を補おうと前夜いろいろ食べ過ぎて,若干フードファイト気味になっていた.しかし高速コースの60分レース,当日も朝かなりがっつり食べておいた(フードファイト).ちょっとしんどかったので昼の栄養補給はほどほどにしておいたが,結果としてこれが良かったように思う.昼試走は変更点の確認程度に2周,最初のスラローム登りがほぼ直進に変わっていた.

 朝からずっと意識していたのは水分補給,レース中に飲む余裕はないだろうが,気温を考えるとかなり飲んでおかないと脚が攣ってもおかしくない.2倍希釈ポカリをこまめに飲むようにした(ちなみにこれでBCAAを割るとびっくりするくらい不味くなる).

 スタートグリッドは2列目.真ん中右寄りと一番左が空いていて,直感で真ん中をチョイス.一番左にすればよかったと後悔したが,これは準備不足.スタートで出遅れてかなり番手を下げてしまった.しかしここで,持久戦になるから,と落ち着いて切り替えられたのはよかったと思う.1周目の先頭集団の踏み方がすごかったので,そもそも一緒に走っていたら終盤バテていたかもしれない.

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雑な速度コントロールでコーナーに苦労する例.

photo by 野中ヒデトさん

 2-3周目あたりで速度コントロールが雑になってきて,ステップで2回ミスをした.周囲を巻き込むことがなくてよかったが,右のシューズのBOAがどこかに消えていった.若干そこで集中が切れてしまい,今度はエリートで落車して後ろ(たぶんけーなかさん)を巻き込んでしまい申し訳なかった.ここのロスがなければ,終盤1つ前に見えていた肥後選手に追いつけたと思うと悔やまれる.次の半年で速度コントロールをできる体力的余裕をつけるか,高速で乗りこなすスキルをつけるか.まあ前者だな.

 もうあとは体力勝負,踏む,ブレーキをかけない.終盤余裕が出てきたころには他人が踏まなさそうなところで踏んで後続と差を広げる作戦をとっていた.というかBOAが吹っ飛んでいたので回せなかった.

 個人的に差がつきそうだなと思ったのはステップの後とかエリートに向かうところの微ダウン,あそこで休むか踏むかは順位に影響が大きいだろう.休むか踏むかじゃない,休むか踏める余裕があるかだな.結局は準備.

【追記】

 ラップタイムを見ると,先頭パックとは同じ土俵に立ててすらいないことが数字で示されている.私の頑張ったタイムが彼らの下限.1周あたり10秒くらいの差が,10周積み重なって2分になっている.フィジカルの差は明らかだけど,ウォームアップをきちんとやれば,もう少し差を縮められるのだろうか.

振り返り

 意外とあっという間に60分が経ってしまったが,充実感のあるレースだった.シクロデビューから4か月,楽しみ方がわかって怪我無く最終戦まで終えられた,それだけでひとまず次第点ということにする.貯まってきたデータも見つつ弱点をはっきりさせて,次のシーズンに備えたトレーニングに移ろうと思う.喜んで参加するので,練習その他のお誘いお待ちしています.

 ついでにシクロに集中できるように,修論のめどもつけておかないと.

最後に

 今シーズンはこれで終了ですね.

 来シーズンもぜひ,北山杉レーシングの応援をよろしくお願いいたします.

 ちなみに筆者は来月のメモリアルクロスにも,120分耐久ソロで出場予定です.お会いした際はお気軽にお声がけください。

20-21関西CX#9 希望ヶ丘C1 レースレポート

はじめまして.笛木16です.

シクロクロスを始めて早4か月,ありがたいことにC1を走らせてもらっています.

希望ヶ丘のレースを振り返るついでに公開します.

 

 リザルト

7位/12%

+3:17←沢田時選手が速すぎる.

松井さんに身に余るお褒めを頂いた.全日本出ます(決意).

前日試走

 試走の目的は大きく2つある.

 最大の目的はコースを覚えてしまうこと.曲がり角の減速度合い,降車ポイント,ライン取り,抜くスポット,踏む場所と踏まない場所等々,レース中に頭を使わないように準備をする.今回は沢田時選手が来ていたので,後ろで勉強させてもら(おうとしたが当然ついていけるわけがなか)った.

 そしてシンプルに練習と勉強.キャンバーやくねくねした曲がりは,日常のサイクリング経験で練習する機会が少ない.転ばないことと減速しないことは違う.自分より上手い人が,惜しげもなくスキルやラインを見せてくれるCX会場は貴重だ.難所でしばしば発生するライン取りの議論に首を突っ込めば,勉強になること間違いなしである.今回はエリートコースにそういう場所があったが,あまり苦労しなかったこともあってスルーし,コースの記憶を優先した.というかそもそも,C1のレースの頃には踏み固められて乗りやすくなっているだろうと感じた(実際そうだった).

 振り返ってみると,私はずいぶんタスク処理的な試走をしているようだ.私はこれを楽しんでしまう人種だが,記事を読んでくれているKUCCの方々は必ずしも真似しないでほしいと思う.ちなみにコースを記憶しようとn周した結果めっちゃ疲れた.

機材

eddy merckxのeeklo70をいつも通り.ステムをけっこう短くしているのは内緒.

木の根っこ等のパンク要因が少ないコースだったので,空気圧は低めにした.

会場入り~出走

 案の定寒く,防寒ウェアと大量のお湯を携えて会場へ.そもそもトレーニングしすぎていたのか試走をしすぎたのか,脚の裏全体が痛む.これじゃあかんわということで,少々ご無理を言ってSTOKED CYCLEにマッサージをお願いした.おかげでだいぶ楽になったが,やはり100%の状態でレースに出られるようにコンディションを整えるところは今後の大きな課題である.そしていつものように,白米2合とゆで卵2個を11時半までに摂取した.レースまで食後3時間という条件とカロリー摂取の両立を求めた結果こうなるが,まあお腹いっぱいである.

 昼試走は前日と変わったところをチェックする程度に走ればOKだと思っている.案の定例の難所は乗りやすくなっていた.また,前日試走でチューブラーをn本破壊していたキャンバーが撤去されたことで,そのセクションが易化していた.

 その後C2の応援.岡野には脊髄反射で「甘えんな!」と言ってしまうのだが,どっちかというとプラスの言葉をかけてあげたいと毎度思ってはいる.そうこうしているうちに時間がなくなり,ウォーミングアップが毎回適当になってしまう.BCAAを飲みながら適当にそこら辺をくるくる走っているが,体が温まっている感じは正直しないし,何かいい方法を確立したいところ.そして毎度のことだがBCAAを飲み干すのがけっこうしんどく,スタート前に3回くらいトイレに行っている.でもレースが終わったころには喉が渇いているから,水分補給も何かうまいやり方を見つけたいところである.60分レースともなればなおさらのこと,これは重要課題に据えないとな.

本番

 シクロクロスは速い人が必ずしも勝つ競技ではないと思っている.どんなに速くても,前の人を抜くことができなければ勝ち上がれない.逆にそんなに速くなくても,ちょっと頭を使って前に出れば意外と上に上がれる,まあ速いに越したことはないけど.重要なことは誰よりも早く加速を開始することと,他の人が減速するところでスピードを落とさないことだと思っている.

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ちょっと頭を使った例,たぶん1-2周目.これだけ詰まってると全体に遅くなりがちだから,ゆっくり上のラインで行っても抜ける.

 というわけで私の今回の作戦は,①登りセクションで抜く②キャンバーで抜く③シケインの後で速やかに飛び乗る,であった.PW(←)Rで私を上回る人はC1といえどそう多くはなさそうなので,登りで負けることは少ない.また,エリートのキャンバーは減速不可避なので,ランで上から抜いてしまえば前に出られる.前後に誰もいないなら乗車のほうが楽だが,それ以外は前が落車するor後ろに抜かれてラインを塞がれるリスクがかなり大きい.③については,直後のスラロームの減速を避けるためにクリートをはめる必要があった(が,そこまでしている人があまりいなかった).

 そんなことを考えつつスタートグリッドへ.ゼッケン番号も少しずつ上がってきたが,いつもの通りクリートがはまらずスタートで出遅れる.上位を保って突っ込めるようになりたいものである.1周目はみなさま健脚で,最初の登りで差をつけることができなかった.降車不可避砂利スラロームでも抜ききることはできず,そのまま2つ目の登りへ.このあたりで数人抜き去ることができたような気がする.その後のエリート難所はもちろん降車,隙間をぬって前に出る.1周目で乗車できた人はいるのだろうか.

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エリートキャンバーに乗車で突っ込んだ例.16番の選手が上手そうだったので乗車と判断したがミスだった.耐えて再加速できたものの,最初に降車しておけば差を広げられたはず.

 このあたりからだいぶ集中していたのだろう,記憶がないのだが,4周目くらいから自分が割と上位にいることを認識し始めた.調子に乗って飛ばしすぎて最後の下りで落車し(て,見ていた小さい子をこわがらせてしまっ)たが,それ以外はノーミスで徐々に順位を上げていった.作戦はかなりハマったと思う.こうやって試走で立てた作戦をレースで実行していくプロセスが,最近の私のシクロクロスの楽しみ方になっている.そして最終ラップの2つ目の登りで村田憲治さんの背中が見え,勝てるかもしれないと調子に乗る.例のキャンバーで勝負をかけたがあと一歩前に出られず(アタックのタイミングが遅かった!),最後の下り坂で引き離されてスプリントすらさせてもらえなかった.リザルトは7位(12%)と自己ベストだった.できたこととできなかったことがはっきりわかる,有意義なレースだったと思う.

その後

 ゴールした後にはゴール付近で駄弁っている人が多いのだが,私がそこの輪に加わることは少ない.社交性がないというわけではない(まあ実際ないかもしれない)のだが,さっさと上着を着て水を飲んでおにぎりを食べたいという一心で毎度そそくさと荷物置き場に向かってしまう.そしてのんびりおにぎりを食べたり,いつも応援してくれるBAGGY CYCLOCROSSの方々と話しているうちにキヌさんや加藤さんもゴールしてきて,北山杉レーシング内の話題にはいつも千切られている.

おわりに

 なぜこんなレースレポートを書いたのかというと,自分がレース前後で考えていることを言語化したかったから.思っているより頭を使っていたし,たぶんこれが楽しいんだろうと思う.私なりに考えていることを書いてみたので,ご意見コメント大歓迎です.次は最終戦堺浜,怪我なく終えられるようにがんばります.

関西シクロクロス 第9戦 希望ヶ丘 C2

あけましておめでとうございます.岡野18です.

2年ぶりの希望ヶ丘で,逆回りになってからは初めての出場でした.思えば去年の希望ヶ丘は直前に事故にあってたような気がします.そんな気がします.

肝心のレースの方はというと,弱さを遺憾なく発揮してリザルトはボロボロ.

リザルト

26位/54人 (46%) +3:21

ラップタイム 7:42, 8:00, 7:55, 8:03, 8:12

機材

フレーム;Focus Mares 9.8

前輪;IRC Serac CX 1.6bar

後輪;Vittoria  Terreno Mix TU 1.6bar

試走

せっかく近い会場だし,山本テクニカルコーチも東京からいらしてるので前日試走もたっぷりしようと思っていたけど,昼に行ったトレイルでうっかりパンクしてしまい予定より大幅に遅れて会場入りした.ネクストステージで最速でタイヤ交換を済ませて,川村さんにビードを上げてもらって1周だけ試走した.島本さん川村さんありがとうございました.

昼試走でエリートコースのキャンバーも乗れるようになったが,レース中なら担ぐかなぁ... 林道登りでトラクションがかかりにくいので前日に買ったシラクエッジからチューブラーのオールラウンドタイヤにして1周しておしまい.

3本ローラーでじわじわあげて準備万端でアップも終わり

レースレポート

スタート〜1周目

スタートグリッドは3列目の3番目.思考停止で真ん中に行きかけるが,朝の凜太朗の大外からのまくりを思い出しで一番左のグリッドに.

ここ数戦おもしろいように決まりまくるスタートは今日も決まるが,右前でクラッシュ.巻き込まれることはなかったが,思いの外大きなクラッシュだったようで15人程度で抜けだす.真ん中のグリッドだったら巻き込まれてたので運はあったと思う.

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もうちょっとガッといきたい(Photo by わかつきさん)

登りのジープロードもモリモリ踏んでポジションを上げにかかるが,周りも当然モリモリ踏んでいるのでイマイチ番手は上がらない.10番手くらいかな?ここからは順位を落としただけなのでたぶんこれが瞬間最高順位.

草地のコーナーは上手くなったのか前との差は詰まるが抜ききれない.あろうことか若さで勝てるはずの2本目の林道登りで2人くらいに抜かれてしまう.立ち上がりのフラットは踏めるが登りが...

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後ろの高枝さんとは時々レースで一緒になるけど後半強くていつもちぎられる.(Photo by あきひこさん)

2周目〜ゴール

少し落ち着いて,足も心肺も整えようと気持ち抑えめで林道を登っていく.前から人が落ちてきたのでポジションはあげたけどなんかしんどい.後先考えずにもっとアグレッシブに走ってみればいいのかな.

足も心肺の抑えたはずなのに2本目のジープロードで足を攣り出し,3周目には両ももが攣りいよいよおしまい.ダンシング(というよりは立ち漕ぎ)をすると本当に動かなくなるのでシッティングで耐えて耐えて耐えた.しかも1本目の林道後のシングルトラックで左手が攣りブレーキングもままならない.

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踏みたかった (Photo by わかつきさん)


その後もエリートコースのキャンバーで杭に自転車をぶつけたり,その後のキャンバーで足をついたりとまったくリズムが整わない.最終週のシケインで11番ゼッケンの方とパックになり最後もスプリントに.死にかけの両足を絞り出してなんとか順位はキープ.

反省

年末にほとんど自転車に乗っていない上に,年始も高強度ではほとんど乗っていないんだから走れないのは無理もないのかもしれない.薄々気づいていたが,漫然と乗っているだけで強くなれるほどもう弱くはないのかもしれない.

今レースは足を攣ったばかりに何もできなかったが,手まで攣ったのは初めて.ミネラルが足りてないのかな.アップも入念にしたし,コースも明らかに若者向けだっただけに勿体無い.

なにより登りで抜かれたのが弱すぎる.過去を振り返って「あの頃は良かった」というのは死ぬほどダサいが,やっぱりTQRの頃のような強さを取り戻したい.

 

自転車にあんまり乗らずにすごして毎週末ちょっと頑張ってみるだけなら,いっそメカニック転向でもした方がいいのかもしれない.

最後に

緊急事態宣言が大阪京都でも出そうなのでもしかしたら関西シクロシーズンはこれで終わりかもしれません.切り替えて,来シーズンに向けて少しずつフィジカルもテクニックも少しずつあげていきたいです.

減量もがんばります.

堺があればいい締めくくりのレースをしたいです.

関西シクロクロス 第9戦希望が丘 C1

加藤(15)です。新年1戦目の希望が丘は3度目の出場で、1年目はキヌサンにちぎられつつもなんとかC3に昇格、2年目は初めてのC1で周回差つけられるなど、やや苦めの印象の希望が丘。今年は登坂力で水を開けられながらもなんとか10位台にまとめることができました。

 

リザルト

18位/58人出走(32%)+4:46

ラップタイム(ラップタイム順位)

st. loop+2周 14:54(25), 7:25(30), 7:21(27), 7:04(12), 7:11(14), 7:16(23)

 

機材

フレーム Ridley X-trail carbon

ホイール XTR TL

タイヤ F: IRC Serac CX TL 1.85bar

R: IRC Serac CX TL 1.90bar

 

コンディション

ドライ砂浮いている 晴れ 気温低い風寒い

 

準備

前日朝は前日試走に行くつもりでいたが、正午ごろ~15時ごろまでものすごく深く眠っていて行くことができなかった。そのぶん部屋の掃除は捗った。

当日、C3にエントリーしていた山渓さんを応援に行くためにそこそこ早く起きると、0時過ぎにDNSする旨を発していたのを確認し、軽く二度寝Twitter修論余裕そうなそぶりを見せていただけに残念。茨城クロスでの益々のご健闘をお祈りいたしております。

午前中は誰も出ないと思い昼試走に合わせて会場入りしようと思っていたが、凛ちゃんがサイレントでエントリーしていたことを知り急いで会場に向かう。序盤は見逃したが、派手さなく昇格していた。めでたい。

昼試走後の印象としては、まとまった2本のダート登坂がしんどい。V字ターン*2は砂がいやらしく浮いていて降りたほうが良さそう。キャンバーは落ち着いていれば乗れそうだし乗ったほうがよさそう。レーススピードだとスリップダウンしそうな嫌なコーナーが随所にある。

レース展開

全日本チャンピオンでジモティーの沢田時選手や上位の選手がそれなりに来ており、2列目スタート。グリッド真ん中あたりは砂が浮いていて滑りそうでその脇は芝といった具合だったので、真ん中ちょい左を選択。川村さんの後ろ。

時間が押していたのかやや全体の落ち着きがない中だったが、それなりのスタート。いきなりの登坂でごぼう抜きされ、25位くらいまで落ちる。

結局2周目終わるくらいまでにフエヨシ君、キヌサン、ガクト君、ユウタロウに抜かれ、このレース終わったな〜と思っていたが、その後はまずまずのペースを取り戻して18位でゴール。最後は朝ライドの柴田さんとスプリントになったが負けた。ゴールしたときは25位くらいだと思っていたので18位でびっくり。

振り返り

・最初の坂で順位をかなり落としたのをまぁ良いかと思っていたが、その後1列に連なったパックをなかなか追い抜けなくてタイムを伸ばせなかった。序盤は上がりすぎても下がりすぎても良くないようだ。

・ほとんど人と走っていたので結局キャンバーを1度も乗れなかった。ひとりのときはもちろん、パックで走っている時も乗れるようになるべき。

・もっと追い込めるのでは?C1に上がってすぐの数戦、今季の富田林くらいまでは水曜日くらいまで疲労を引きずっていたが、最近は翌日に走れるくらい強度に慣れた。のであればレースの強度をもう少し上げられるだろう。

 

 

次戦はJCXに出るために蔵王に遠征する予定でしたが中止になったため、無事に開催されれば堺に出場予定です。

応援ありがとうございました。