北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

2025-2026 JCX#2 御殿場シクロクロス Supported by 湘南 CX ME1

こんにちは、濱田です。昨シーズンにE1に昇格しかなり走れたのと、全日本は関西で行われるということで、今年はJCX遠征に出かけています。実は先週、亘理にも出場したのですが、試走でメカトラしてキヌさんに代輪をお借りしたのに、ドロドロのキャンバーをチャリを担いで走っただけで、チェーンが4回外れて60位という散々な結果だったので、レースレポートは省略します。ちなみにキヌさんは人間強度を発揮して26位でした。僕も人間強度を高めるべく、チャリを担いで生きていこうと思います。

記事内の写真はOBの寺本さんに撮影していただきました。

 

 

前日~会場まで

土曜日の朝大学のテストがあったので、テスト後に新幹線で御殿場へ行きました。どんなに急いでも前日試走には間に合わなかったので、翌朝早起きすることにしました。

夜はほうとうを食べました。料理が出てきたときは量が少なめな雰囲気だったのですが、鍋の中に無限に具が沈んでいてめちゃくちゃおなかいっぱいになりました。

宿に移動して、順番に風呂に入って、早めに就寝。のつもりだったのですが、折り悪く不眠症が発動してしまい、なかなか寝付けませんでした。結局、行政法の教科書を読んでいたら眠くなって寝られたのですが、トータルで4時間くらいの睡眠でした。レース前にこれはかなりつらいです。

 

当日

試走

朝試走では、コース全体の様子を確認したあとに、難しいポイントを練習しました。火山灰のセクションは、前日試走に行っていた西沢さんにラインを教えてもらいスムーズにクリアできました。ある程度コースの雰囲気がつかめたら、前の人を抜かすポイントを探しました。出走順がかなり後ろの方で、80%ルールもあるので、序盤から積極的に抜いて行かないと結果が出ないからです。

試走後昼試走までは、西沢さんのMM55のレースとピットスタッフをしました。

昼試走では、うまい人のラインをトレースしたり、朝試走で見つけたラインが使えるか試してみたりしました。御殿場は縦の動きが多く、走っていてとても楽しいコースなのですが、道幅がせまいところがほとんどで、かなり強引な抜き方になってしまうな、と思いました。あと、ちょうど川村さんの後ろを走るタイミングが合ったのでついて行こうとしたのですが、1セクションで一瞬でちぎられてしまい、その後もどんどん差が広がってしまいました。関西トップ選手との差の大きさを実感しました。

 

レース(45位/94人 47%)

ゼッケンは63番、亘理の失態(60位)を昨シーズンのきらら浜(20位)でカバーしている形です。スタートは 左カーブ → 右カーブ → 左カーブ → 直登 だったので左右どっちに並ぶか悩んでいましたが、僕より前にDNSが1人もおらず、2列しか余っていなかったので、より端に近い左側に並びました。スタート前のこの時間はいつも緊張します。

左端をキープ

スタート、クリートキャッチがへたくそなので若干出遅れましたが、重めのギアにセットしていたのでガシガシ踏んで追いつきます。左カーブ直後、僕から見て右前方で落車か何かのトラブルがあったので左側をパスしていきます。その後直登に向かったところ、上のほうが詰まっていて人が降ってくるのが見えました。すぐに降車し、前方のスペースを確保するために、横から邪魔されないようコーステープギリギリを走りました。すると、曲がり角でコーステープを飛び越えショートカット()した選手に抜かされました。前が詰まっていて焦る気持ちは痛いほどわかりますが、みんな秩序を保つためルールを守ってコース内で待っています。順位1つしか変わらないとはいえ、こういう選手がいるととても残念な気持ちになります。

閑話休題。その後も大人数が狭いコース内を我先にと駆け抜ける状態の中、意外とうまく立ち回ることができ、全体が落ち着いたころには40番くらいの位置に来れました。ゼッケン番号と序盤のカオスを踏まえればかなりうまくいったスタートでした。

 

1周目が終わるころに、笛木さんの2つ後ろという位置に来れました。笛木さんは関西でシングルリザルト常連の選手なので、頑張ってついて行ってラインを盗ませてもらおうと思って走りました。順調について行っていたのですが、1つ目の火山灰セクションで僕と笛木さんの間にいた選手が突然前転し、そこに突っ込んで僕も落車してしまいました。火山灰の出口で2本目のラインを見つけていたので、そこで抜こうと車間を詰めすぎたのが仇となりました。(さほど難しくもないセクションだったのですが、、、)

落車から復帰するころには7~8人に抜かれてしまったのですが、今度は数人前に村田さんがいました。村田さんは関西で何度も表彰台に上る実力者で、特に美山や御殿場のようなコースの抜きどころでしっかり前の人を抜くのが上手いイメージだったので、なんとかついて行こうと思いました。ただ、抜きどころの少ないコースなので、周回の後半まで順位変動はありませんでした。周回最後に追いつこうと、階段を駆け上がり、グラウンドでガシガシ踏んだところ、追いつく直前に肺活の限界が来てしまい、全く踏めなくなりました

力尽きて次々と抜かされる

地獄の1周が始まりました。出力が出ないので最初の直登も登れず、その後のアップではどんどん抜かれてしまいました。15人くらいに抜かれた気がします。一瞬、レースをあきらめかけたのですが、とりあえずやれるところまでやろうと思って走り続けました。御殿場の、テクニカルセクションでは抜かされる心配が少なく、そこまで出力を出さなくてよいレイアウトにここでは助けられました。レースが壊れない程度のスピードは維持しつつ、速く走ることよりも呼吸を整えることに集中して、コントロールラインに戻ってくる頃には、なんとかまともに走れる程度には回復できました。

このとき、応援の人から聞いた順位が55-60番くらいで、ひとまずポイントが取れそうなことには安心しました。そして、1人抜いたら1ポイント、前の人が1ポイントだ、という気持ちで、前の1周で抜かされた人たちを抜き返せるように走りました。シングルトラックではミスしないように意識しつつ、最速のラインを丁寧にトレースして前の人に追いつき、道幅が広がった瞬間に、辛いながらも頑張って踏んで1人ずつ抜かしていきました。周囲の選手も80%を意識して踏みすぎたのか、ペースが落ちてきた気がしたので、その隙をつくつもりで頑張りました。

落ち着いて巻き返す

復活後の1周で5-6人くらい抜き、5周回目に入りました。実況から聞こえるたつーみの位置からすると、この周回でラップアウトされそうだと思ったので、残る気力をすべて出し切るつもりで走りました。直登後の登りのセクションで1人抜き、林間セクションを抜けた後のダートでも2-3人抜き、シングルトラックに入るまで踏み続けました。このタイミングで、1つ前の選手まではかなり間が空いていたのですが、すぐ後ろに1人選手がおり、焦ってミスするよりも、確実に今の位置を守るほうがメリットが大きいと考えました。抜きどころでは逆に抜かされないようにしっかり踏んで、後ろの選手のラインをふさぐ形で走りました。しかし、シケイン手前の下りの道で、狭い隙間から抜かされてしまいました。この区間は僕も抜きどころの候補に挙げていましたが、道幅がそこまで広くない割にスピードが乗ってしまうので、危険だと判断したところでした。勝負所でリスクを取って抜かせるスキルはすごいと思いました。ところが、スピードが乗りすぎたのか、その直後のシケインで僕を抜かした選手が急減速し、ゆっくりシケインを超えていたので、いつも通りスムーズにシケインを超えて抜かし返しました。その後は抜かしようのないシングルトラックが続くので、ミスだけはしないように気を付けて走ると、80%カットされました。結果は45位と何とも言えないものでした。

 

レースの反省

レース後、顔が笑っていない(右)

スタートはうまくいったのですが、その後前の選手のミスに巻き込まれて順位を落としてしまったのは大反省です。オーバーテイクが少ないセクションなら、前の選手に引っ付くよりも、前の選手と車間を取ってミスに巻き込まれない方が重要であるはずなのに、レースに焦るあまり、落ち着いた判断ができませんでした。

また、その後前に追いつくために一生懸命踏めたのはよかったのですが、一生懸命すぎてワークアウトしてしまいました。シンプルに走力が不足している点、自らの走力を把握せずにオーバーペースとなってしまった点、が反省すべきポイントです。80%カットされるJCXレースということで序盤で力を使い切りたかったのですが、やりすぎだったと思います。JCXという舞台は自分にはまだ早いし、今の実力でJCXを走ろうとするならばJCXの走り方を身につけなくては戦っていけないと思いました。

その後、うまくリカバリーしてレースをまとめたのは今回のレースで一番評価できるポイントだと思います。先週の亘理はチェーンが外れてそのままずるずると順位を落とすだけでした。今週はゴール直後に辛すぎてトイレで吐いてしまったのですが、逆に言うとそこまで自分を追い込めたということで、頑張れたかなと思います。

ただ、やっぱり悔しいものは悔しいです。一緒に遠征に行った人たちの中ではビリだったし、得意なはずのコースで思ったよりも順位が取れず、特に去年はいつも勝っていた松井さんや加藤さんに2連敗したのが、本当に悔しかったです。今年は去年よりも勉強で忙しいという側面はあるとはいえ、安易な言い訳に逃げずにトレーニングをする時間を確保して、強くなろうと思いました。

 

レース後~

ブロンコビリーのサラダバーで生タマネギをドカ食いしたら、めちゃくちゃ気持ち悪くなりました。ゲロった後にすることでは絶対になかったです。

その後は西沢さんと村田さんの運転で高速で京都まで帰りました。実家の近くまで送っていただいて本当にありがたかったです。

来週の美山は得意なコースなので、そろそろ納得のいく走りをしたいです。シクロクロスの走り方を思い出すきっかけとできたらいいなと思っています。