北山杉レーシングのブログ

KUCCシクロクロスチーム「北山杉レーシング」のブログです

23-24関西CX#1御坊E1レースレポート

नमस्ते~。衣川です。

2年ぶりのレースレポートです!前シーズンは実はC1降格の危機で、2月に四国に遠征したりもしていました。今シーズンはいったいどうなるのか?!

前日設営

今回の御坊は前日設営スタッフのため、土曜朝5:30神戸駅輪行から始まった。半分寝ながら9時過ぎに御坊駅に到着。駅から2キロと輪行で来る人にとって嬉しい御坊会場に向かった。

今回スタッフをした理由は、①単純にスタッフをやってみたい、②遠いし前日試走するのであれば朝一から行っても変わりあるまい、③コース理解が深まってよい走りができるのではないか、というだけである。スタッフの募集については、KUCCの先輩であり、関クロで審判長をしてるヒサさん(通称オリンピックの鐘の人orマリオさん)を通して知った。

なお、関クロのホームページでも募集している。

協力スタッフの公募について - 関西シクロクロス公式ブログ

御坊駅

前日設営スタッフとしてはひたすら杭を打っていた。10時から作業を開始し、昼前に大方終え、昼食を挟みコースはほぼ完成。その後は草刈りや草どけをする人や、駐車場のコーン置きをする人に分かれた。全力で木槌を打っていたので筋肉痛になるかと危惧していたが、意外と大丈夫だった。

設営作業。右写真の木槌でひたすら杭を地面にたたきこむ。力強く打ちすぎると杭が割れる。ハンターハンターGI編での石割り修行のような難しさがある。

15時にはほぼ全ての作業が終わり、前日試走へ。

前日試走

杭を打ちながら一周していたので、コースレイアウトは頭に入っていた。あとはどこを走るか。砂のラインの確認と、砂の練習をした。今年の夏の台風によって、もともとあったグラウンド(今回の駐車場)の砂のほとんどが、シクロコースに移動していたらしい。0.5マイアミ、0.5桂川のように感じた。

機材

自転車…ギザロ : 昨年11月から乗り始めた新車。

タイヤ…前輪Panaracerアルビット1.75Bar、後輪IRCシラクノーマルxガード1.78Bar : 太陽が暖かくて空気圧が勝手にあがるため、昼試走中や後もチェックして、上記の空気圧に合わせた。

前シーズンから変えた機材…①ハンドルを初期ハンドル→カーボンハンドル(中古)、②BBを初期→デュラBBに、③ブレーキローターを初期→XTR。 : デュラBBについては何も違いが分からないが、デュラだから速いという思い込みで速くなるので良い。長いことsoraやtiagraを使ってきた恩恵である。

当日コンディション

天気は晴れ、気温がもう少し高ければ渇水していたかもしれない。路面も乾いており、砂埃が舞っていたことで、たくさんのミネラル分を目や肺からも摂取することができた。

(左)HIMAWARIのカレー。久しぶりに食べた。(右)井上。11月から東京に栄転()する。

リザルト

E1カテゴリー…31位/54人出走(57%) -1Lap

ラップタイム…5'03", 4'38", 4'37", 4'34", 4'42" ,4'42", 4'32", 4'40", 4'35", 4'32", 4'39", 4'29", 4'27", 4'35"

順位変遷…42→42→38→37→38→37→36→36→33→34→35→35→32→31

 

レースレポート

スタート

スタートは6列目。横は松井さん(KUCCOB)。今シーズンの松井さんは調子を上げてきており、昨日のJCXでも完走している。松井さんは総じてシクロの技術が高いが、特に目を見張るのはスタート直後で、御坊でもスルスルと前に上がっていった。

一方自分はというと、乗車で間を抜けようとしたがランも入り混じる中抜け出せず、後ろから4人目くらいで最初のコーナーを迎えた。

乗車で頑張って抜かそうとせず、最初からランで行けばよかったと後悔した。乗ったままでも抜けるんじゃないかというあいまいな過信だった。スタートで抜くのが一番コスパがいいことは明白で、その後も渋滞に巻き込まれ、1LAP目は5分を越え、この時点でトップと1分の差ができていた。

渋滞のスタート。乗車にこだわらず走っていればよかった。

スタートが後ろでも抜け出していくテクニックは今季の課題としたい。

渋滞する1周目
中盤

中盤で一度チェーン落ちしたが、どの周回か不明なくらいにはラップタイムが埋もれている。

堀川君に追いつかれつつある時、京大自転車競技部OBの岡本君とパックで走っていたが、先頭にコースを譲るタイミングが合わず、堀川君のために減速したと思われる岡本君を抜かしてしまった。少し申し訳なかった。

区間はうまく走らないとごっそり体力を持っていかれたが、芝区間は抜かしにくいカーブは休憩できることも多く、最後まで割と余裕をもって(出し切れずに)終わった。そのおかげか、前に追いつき抜かしでソロで走る時間は短かったように思う。

チェーン落ちして降りる瞬間。井上に抜かされた。

岡本くん。実は大学の入学年度が同じ。
終盤

松井さんを後半で抜いた後、後ろにびったり付かれ緊張した。あらゆるコーナーでチェックをかけてくるので、いつか自分がミスると思い、早めに千切るべくストレートでとにかく踏んだが、砂でことごとく追いつかれた。

最後は垂れてきた関クロの巨人いけっちさんが見えてきた。最終ストレートで抜かそうとしたが、右からねじ込むような形で刺しにいった結果、危うく巻き込んで落車しそうな形でゴールになった。無理に抜かそうとしすぎたのは反省。走り終わった後の謎の満足感と、一緒に走った人達と話す時間は相変わらず良かった。

コーナーごとにチェックをかけてくる松井さん

おわりに

いつも突っ込みすぎて後半垂れていたいた過去の初戦と比べると安定して走れているともいえるが、最大限出し切ったという感じもなかった。

スタッフは割と面白かったので、またやりたい。

撤収作業。17時頃に終わって解散した

今シーズンは社会人2年目ということで少しだけ余裕も出てきた。去年はできてなかった平日のトレーニングや、レースレポートのブログ、そして狩猟(罠猟)もしっかりやっていきたい。

今後の予定

美山、マキノ、信太山桂川はエントリー済。あとはツアーと山次第。

今年もよろしくお願いします。